玉木宏、検察審査会を描くエンタメ司法ドラマで主演 「久しぶりの連ドラ」でシングルファーザー役
俳優の玉木宏が来年1月12日スタートのテレビ東京系連続ドラマ『ジャンヌの裁き』(金曜午後8時)で主演を務めることが28日、発表された。
来年1月12日スタートのテレ東系『ジャンヌの裁き』
俳優の玉木宏が来年1月12日スタートのテレビ東京系連続ドラマ『ジャンヌの裁き』(金曜午後8時)で主演を務めることが28日、発表された。
本作の主人公は、そこそこ人気の少女漫画家“さんぷう・みなみ”の名で活動する越前剛太郎(えちぜん・ごうたろう)。世間的には女性と思われているが、その正体はちょっと優柔不断なシングルファーザー。そんな剛太郎のもとに、裁判所から検察審査員に任命されたとの通知書が届く。検察審査員の役割は検察による不起訴処分の審議。そのメンバーは日本国民からランダムに選ばれた11人。突然の決定に仕事に追われる剛太郎は辞退を申し出るも、特別な事情ではないため裁判所に却下されてしまう。
当初は検察審査会に後ろ向きだった剛太郎だったが、事件の裏にある人々の思いや、検察によって理不尽に隠された真実に迫るうちに、徐々に検察審査会の重要性を認識していく。圧倒的“強者”である検察に、“弱者”である一般人の寄せ集め=検察審査会メンバーがジャンヌ・ダルクが革命を起こしたように立ち向かい、事件に隠された巨悪の存在に迫っていく痛快なエンタメ司法ドラマだ。
主人公・越前剛太郎を演じるのは玉木。テレ東ドラマへの出演は『スパイラル~町工場の奇跡~』(2019年)で主演を務めて以来およそ5年ぶりとなる。
今作の印象について玉木は、「検察審査会を描くドラマは新鮮だと思いました。僕自身にとって、検察審査会というのは身近なようで、見えない事が多い分、身近に感じられない部分もある、そんなテーマでした。検察審査員に選ばれる11人の登場人物達も同様、検察審査会について、あまり理解出来ていない人達が多いので、ドラマとして観やすい設定だと感じました」とコメント。
また、これからの撮影に向けて「久しぶりの連続ドラマを嬉しく思いますが、スケジュール的にドラマが一番大変なジャンルだと思っているので(笑)、そこは覚悟しつつ、良きチームを作り撮影に臨みたいと思います!」と意気込んだ。
最後に視聴者に向けて、「誰かを想う優しさ、誰かを心から思い遣る事が出来れば、自ずと強くなれるのかもしれません。“自利”と“利他”、そんな事を考えるきっかけになるドラマになればと思います」とアピールした。