クラブやディスコで「踊ってはいけない」 スペインが新規則で営業再開、SNSでは不満の声
新型コロナウイルスの影響で営業自粛を余儀なくされていたスペインのナイトクラブやディスコが8日(日本時間9日)から営業を再開する。しかし、「踊ってはいけない」という規則のもとでの再開となるようだ。英紙「ミラー」が伝えた。
施設内の収容人数も3分の2まで削減することが義務づけられた
新型コロナウイルスの影響で営業自粛を余儀なくされていたスペインのナイトクラブやディスコが8日(日本時間9日)から営業を再開する。しかし、「踊ってはいけない」という規則のもとでの再開となるようだ。英紙「ミラー」が伝えた。
スペインの保健省は再開にあたり、ナイトクラブやディスコでの営業に関する規則を改定。新たな規則では「2メートル」のソーシャルディスタンスが遵守される形となり、本来はダンスのためにあったスペースに椅子やテーブルといった備品を設置しなければならなくなったという。さらに、施設内の収容人数も3分の2まで削減することが義務づけられている。
政府は当初、ナイトライフのための遊興施設の再開にあたっては段階的規制緩和のフェーズが「3」に至った地域でのみ可能としており、8日(同9日)の段階で国内の52%がこの条件に当てはまっているようだ。
スペインではナイトクラブやディスコの営業再開について報道されると、SNS上には「新たな基準など意味がないと気づき始めているよね?」「酒を飲んでいる人を踊らせないようにする挑戦だ!」といった意見が投稿された。
果たして、再開したナイトクラブやディスコで踊らず、2メートルの距離を確保することができるのだろうか。