井岡一翔と大みそかに対戦、ペレスは「油断できない選手」 KO勝率90%の好戦的な強打者
ボクシング世界4階級制覇王者でWBA世界スーパーフライ級王者の井岡一翔(志成)が27日、都内で会見し、大みそかに東京・大田区総合体育館で同級8位ホスベル・ペレス(ベネズエラ)と初防衛戦を行うことを発表した。相手のベネズエラ人世界ランカーはどんな選手なのか。
ABEMAが独占無料生中継、ペレス「好戦的な試合を見せたい」
ボクシング世界4階級制覇王者でWBA世界スーパーフライ級王者の井岡一翔(志成)が27日、都内で会見し、大みそかに東京・大田区総合体育館で同級8位ホスベル・ペレス(ベネズエラ)と初防衛戦を行うことを発表した。相手のベネズエラ人世界ランカーはどんな選手なのか。
井岡は、対戦が決まったペレスについて、「まだ映像をかなり見たわけではないので、そこまでの情報はなく、印象は薄いんですが、成績もよくて世界経験もあり油断できない選手。キャリアのあるいい選手だと思います」と続けた。
28歳のペレスはこれが2度目の世界挑戦。戦績は20勝(18KO)3敗。現在は3連勝中で、今年はこれが4試合目となる。2020年にはアルテム・ダラキアン(ウクライナ)が持つWBA世界フライ級王座に挑戦。0-3の判定負けを喫した。
高いKO率を誇る、好戦的なファイターとみられる。オンラインで会見に参加したペレスは「このチャンスにスペクタクルな試合をしたいと思っている」と意気込みを語った。
井岡にとっては、絶対に負けられない試合となるが、ペレスも巡ってきたチャンスをみすみす逃すわけにはいかない。オファーを受けたのは約2週間前だが、「いつも練習はしています。元世界チャンピオンとも練習をしています。なるべく早く日本に行きたい」と意気込み、「最高のパフォーマンスを見せたい。好戦的な試合を見せたい。ベネズエラのボクシングが最高であることを印象に残したい」と強気な言葉を並べた。