格闘技エンターテインメント「BreakingDown10」（「ABEMA PPV ONLINE LIVE」で全試合生中継）が23日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ・コミュニティーアリーナで行われている。第22試合では初参戦の才賀紀左衛門が喧嘩自慢100人トーナメントで優勝し、年間1000万円の契約を勝ち取った細川一颯にKO負けを喫した。

「一番知名度のある団体」を求めて初参戦した才賀だが、相手との身長差は13センチ。前日会見では細川に見下ろされていた。

　序盤はは長い足を生かし細川が試合を支配。しかし時間がたつに連れ才賀が距離をつかみ13センチ背の高い相手の顔面にフックを叩き込んでいった。

　1Rが終わっても才賀は表情を変えない。延長戦になることを意識し気持ちを作っていた。

　延長Rでは才賀のペースとも思われたが、細川が高い位置から右フック。才賀はそのまま崩れ落ち失神。頭からグラウンドに倒れた。

　危険な倒れ方に悲鳴が上がるも細川のアップセットに会場は大歓声だった。