格闘家の朝倉未来が社長を務める格闘技エンターテインメント「BreakingDown」の第10回大会（23日）の前日記者会見が22日、行われた。第22試合に登場する23歳の細川一颯と初参戦の才賀紀左衛門が意気込みを語った。

　2021年7月4日に第1回大会が行われた同大会は旗揚げから2年で10回目の記念大会が行われる。場所は格闘技の聖地・さいたまスーパーアリーナのコミュニティーアリーナ。

　参戦決定に「弱い者いじめして出稼ぎ　最高」と思いをつづり賛否になっていた才賀。この日は「こんにちは、才賀紀左衛門です。明日久しぶりの試合なので1分って短い時間なんですけど、初めてのルールでどんな感じでやろうか考えているのでしっかり楽しんで勝ちたいと思います」とにこやかに意気込みを語っていた。

　一方の細川は公開計量で「こんなやつに勝たせちゃいけないでしょ」とポツリ。会見では「対戦相手の紀左衛門さんは知名度も実力も申し分ない相手。でもネットに書かれていることが本当なのであれば、どうしようもないクズ野郎って思う」と批判した。

　しかし、紀左衛門対策でプロと練習を積んだといい「プロってすごいな」とリスペクトも示していた。

　また才賀は今回の参戦について「僕は毎回目立ってる団体に行ってた。正直いまどこが1番知名度あるのかと思った時にBreakingDownと思っている。K-1、RIZINいろんな団体ありますけど1分っていう時間、これは難しいと思ってる」とも語っていた。