杉本彩、おのろけエピソード披露「私ほど愛にあふれた妻はいない」 夫は「その通りです」
俳優の杉本彩が21日、東京・きゅりあん大ホールで行われたミュージカル『クリスマス・キャロル』に出席した。当日は共演者で俳優の松村雄基と吉田要士も登壇し、同作をアピールしていた。
ミュージカル『クリスマス・キャロル』で三役に挑戦
俳優の杉本彩が21日、東京・きゅりあん大ホールで行われたミュージカル『クリスマス・キャロル』に出席した。当日は共演者で俳優の松村雄基と吉田要士も登壇し、同作をアピールしていた。
同作で3人の女(イザベラ・イライザ・イボンヌ)役を演じる杉本彩は、7年ぶりのミュージカル出演となる。杉本は「おばあさんのイボンヌは、実年齢が近づいていて迫力が増したのではないか」と笑いを誘いつつ、「普通のドラマではこういう役が絶対にないですし、ミュージカルだからこそふっきれられる。やっていて水を得た魚のように楽しくやらせていただいています。7年前よりは年を重ねている分、それぞれの役の理解が深まったと思います。しっかり繊細な部分まで演じきれるようにしなければならないなと思っています」と語り、気を引き締めていた。
3人の演じ分けについて、杉本は「全部の要素は自分の中で重ね合わせられる部分があります。人間って多面的なので、自分の要素を引っ張り出す意識があります」と自信を見せるも、「ただ、体力的には落ちたなと感じた部分もありました。稽古から戻ってきた実感はあります」と本音も漏らした。
MCから「自身のキャラクターと似ているところはありますか」と質問が上がると杉本は「自分で言うのもなんですが、イザベラの愛と人間味のあふれたところでしょうか」とニヤリ。さらに、杉本が「この間夫にも言ったんですが、『私ほど愛にあふれた妻はいないんじゃないか』と話したら、『その通りです』と言われました」とエピソードを明かしたところ、MCから「おのろけありがとうございます」と返されていた。
同作はイギリスの文豪チャールズ・ディケンズによる小説をもとにしたオリジナルミュージカルで、1年に1度の特別な日に繰り広げられる、不思議で心温まる12時間の奇跡が鮮やかな音楽やダンスとともに描かれる。12月26日まで全国19か所22回公演が行われる。