MMAファイターの朝倉未来とキックボクサーのYA-MANによる一戦が19日に行われた。結果は、YA-MANの1R1分17秒KO勝利。対戦から一夜明けてYA-MANは自身のXで「朝倉未来に勝ったなんて思ってない」と心境をつづった。

　まさかのスピード決着だった。この試合は未来にとってプロキックボクシングデビュー戦で、7月30日の「超RIZIN.2」で敗れて以来の“再起戦”だったが、衝撃的な結末となった。

　試合後の記者会見に姿を見せなかった未来は、自身のSNSで「全く記憶がなくて、自分が何者かもわからない状態で朝倉未来を調べて客観的に見てみて　これはもう引退ですね」と“引退”を示唆していた。

　しかし翌日に未来はインスタグラムのストーリーズで、数々の舌戦を繰り広げてきた因縁の平本蓮からの「お疲れ様です、また頑張りましょ」というDMの画像を公開。「ありがとな、RIZINの舞台でやらないといけないことがあるよな」と返答し、今後の展開を匂わせていた。

　そして、YA-MANも20日にXを更新。「朝倉未来に勝ったなんて思ってない　自分の土俵に立っていただきありがとうございました」と慣れないキックルールで戦った未来への感謝をつづった。