【光る君へ】中国で俳優生活23年の日本人・浩歌が初大河「うれしい気持ちでいっぱい」

NHKは17日、来年の大河ドラマ『光る君へ』(1月7日スタート、日曜午後8時)で、俳優の浩歌(ハオゴ-)が宋の商人の朱仁聡(ヂュレンツォン)を演じると発表した。浩歌は大河ドラマ初出演とされる。朱仁聡は宋からやってきた商人らの長。船が漂着し、越前に逗留している。実は、宋の朝廷からある密命を負っており、越前国守の藤原為時と交渉にあたる人物。

朱仁聡を演じる浩歌【写真:(C)NHK】
朱仁聡を演じる浩歌【写真:(C)NHK】

宋から来た商人の朱仁聡(ヂュレンツォン)役

 NHKは17日、来年の大河ドラマ『光る君へ』(1月7日スタート、日曜午後8時)で、俳優の浩歌(ハオゴ-)が宋の商人の朱仁聡(ヂュレンツォン)を演じると発表した。浩歌は大河ドラマ初出演とされる。朱仁聡は宋からやってきた商人らの長。船が漂着し、越前に逗留している。実は、宋の朝廷からある密命を負っており、越前国守の藤原為時と交渉にあたる人物。

 浩歌は演じる人物の印象と意気込みをコメント。

「この度は『光る君へ』の出演が決まり非常にうれしい気持ちでいっぱいです。演じさせていただく朱仁聡はある目的をもって、宋から若狭、そして越前に入り、岸谷さん演じる為時との交流を経て信用を得ていきます。また朱は親分肌や面倒みのある気性があり、人徳のある人物と感じております。彼の言葉の節々に見られる“信用する““信用される“というワードは朱の人柄をも想起させ、ご覧いただく視聴者の皆様にも好感を与える人物なのではと感じております」

 大河ドラマへの思いも紹介。

「私は中国で23年間役者をやってきました。その中にも互いに信用するという思いが大事でした。私にとっての誇りは日本人として、日本人の心と中国人の心を理解している部分です。その誇りを胸に今回の北宋の商人・朱仁総をしっかり演じていければという気持ちです」

 作品は平安中期に、のちに世界最古の長編小説といわれる『源氏物語』を生み出した紫式部の人生を描く。武家台頭の時代の前にきらびやかな平安貴族の世界と懸命に生きて書いて愛した女性の一生の物語。紫式部を吉高由里子が演じ、藤原道長を柄本佑が演じる。脚本は大石静氏が担当する。

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