ひとり親支援活動に宮崎謙介氏が参加 自身の子供連れてママチャリで“無償弁当”配達へ
六本木でカジュアルイタリアン「Noza Caza(ノザカザ)」を運営する株式会社SASAは6日、新型コロナウイルス感染拡大の影響で生活が苦しくなったひとり親家庭にメッセージ付きの弁当を無償配達するプロジェクトの立ち上げを発表した。月曜~土曜の6日間に毎晩配達する「INGプロジェクト2020~お弁当でひとり親家庭の力に~」。今回プロジェクトの趣旨に賛同し、元衆院議員でタレントの宮崎謙介氏が、1日配達員として自身の子供と一緒に参加することも決まった。
コロナ禍で苦しむひとり親家庭に飲食店が弁当を無償配達 六本木のレストラン運営会社が支援活動
六本木でカジュアルイタリアン「Noza Caza(ノザカザ)」を運営する株式会社SASAは6日、新型コロナウイルス感染拡大の影響で生活が苦しくなったひとり親家庭にメッセージ付きの弁当を無償配達するプロジェクトの立ち上げを発表した。月曜~土曜の6日間に毎晩配達する「INGプロジェクト2020~お弁当でひとり親家庭の力に~」。今回プロジェクトの趣旨に賛同し、元衆院議員でタレントの宮崎謙介氏が、1日配達員として自身の子供と一緒に参加することも決まった。
プロジェクトは、同社代表の笹裕輝氏自身が母子家庭で育てられた経験から、「新型コロナウイルスの影響で困っているひとり親家庭を助けたい!」という思いで発足したもの。新型コロナウイルス感染症拡大により、仕事がなくなった、収入が減ったなど、経済的困難を抱えるひとり親家庭を対象にしている。
4月13日に2家庭4食から始まった活動は、6月6日現在までに300家庭7500食を提供。当初は店の運転資金で賄っていたものの、支援の輪が広がり、2900万円の支援金が集まったという。
当初の東京・六本木の店舗から半径5キロ圏内の配達エリアから拡大し、現在は港区・品川区・目黒区・渋谷区・新宿区・千代田区・中央区・杉並区に範囲を拡大している。
宮崎氏は、6月8日午後4時~6時にかけて、自転車に乗ってひとり家庭を訪問し、弁当を届ける予定。当日は妻の金子恵美氏が仕事のため、宮崎氏が子供を連れてママチャリに乗り配達をするという。