【ブギウギ】スズ子に迫る第二次世界大戦の影 時代に翻弄される六郎

俳優の趣里が主人公・福来スズ子を演じるNHKの連続テレビ小説『ブギウギ』(月~土曜午前8時)。第7週までに、スズ子が日宝からの引き抜きを断り、秋山(伊原六花)は大阪に戻る展開が描かれた。20日から始まる第8週はどうなるのか。

はな湯を訪ねてきた役場の職員を見る花田六郎(黒崎煌代)【写真:(C)NHK】
はな湯を訪ねてきた役場の職員を見る花田六郎(黒崎煌代)【写真:(C)NHK】

趣里が主人公・福来スズ子を演じる朝ドラ 第8週の見どころ

 俳優の趣里が主人公・福来スズ子を演じるNHKの連続テレビ小説『ブギウギ』(月~土曜午前8時)。第7週までに、スズ子が日宝からの引き抜きを断り、秋山(伊原六花)は大阪に戻る展開が描かれた。20日から始まる第8週はどうなるのか。

(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

 NHKによると、舞台は第二次世界大戦が始まろうとしていた昭和14年という。スズ子は、派手さを控えるように言われ本来の力を出し切れていない。善一(草なぎ剛)は外国人の恩師が国外退去になり怒りを覚えている。弟の六郎(黒崎煌代)には赤紙が届き、出征することになった。みな、時代に翻弄(ほんろう)されながら生きている。そんな中でも続けていた舞台公演の最中、スズ子のもとにある電報が届くとされる。

 第二次世界大戦は明るく楽しいスズ子を主軸に描く世界でどんな形で描かれるのだろうか。少なくとも、とてもピュアで心優しい六郎に届く赤紙は視聴者の胸を締め付けるに違いない。また、その後、公演中のスズ子に届く電報も気になる。いい内容ではない気配を感じる。

 物語は大阪の下町の銭湯の看板娘として育つヒロイン・スズ子が、小さな頃から歌って踊るのが大好きで、やがて歌の才能を発揮し、戦後のスターとなっていく半生を描く。戦後の大スター・笠置シヅ子さんをモデルにフィクションとして描く。

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