上野樹里、7年ぶりの映画主演 舞台あいさつの光景に感慨「懐かしい」
俳優の上野樹里が8日、都内で行われた映画『隣人X 疑惑の彼女』(12月1日公開)の完成披露舞台あいさつに林遣都、メガホンをとった熊澤尚人監督とともに出席した。
共演の林遣都のヒゲは「すごく色っぽい」
俳優の上野樹里が8日、都内で行われた映画『隣人X 疑惑の彼女』(12月1日公開)の完成披露舞台あいさつに林遣都、メガホンをとった熊澤尚人監督とともに出席した。
「第14回小説現代長編新人賞」を受賞したパリュスあや子氏による小説が原作で、紛争のため故郷を追われた“惑星難民X”があふれる世界が舞台。週刊誌記者の笹憲太郎(林)は、正体を隠してX疑惑のかかった柏木良子(上野)に近づくも、やがて2人に恋心が芽生えていく……というストーリーが展開される。
2016年公開の『お父さんと伊藤さん』以来、7年ぶりに映画主演を務める上野。舞台あいさつのステージに立つと、「懐かしい感じですよね」としみじみ。「最近まで『のだめカンタービレ』の舞台に立っていたけど、また全然違う。みなさんがよく見えます、全員見えていますよ~!」と集まったファンに手を振った。
林との初共演は「楽しかったですよ」とにっこりで、「真面目だけど、いい意味で“不良性”を持っている方。それってすごく大事なものだと思うんです。それが魅力的。それを自制というかマネージして生きている。けど、ふとした瞬間にブワってエネルギーが出たらどうなるんだろう、みたいな魅力を持った人」と表現。林は「すごくありがたいです」と少し照れくさそうに感謝した。
劇中、林はヒゲを生やしているが、熊澤監督が「ヒゲがある林遣都はかっこいい」という理由で本作出演をオファー。それを知ったファンから拍手が起こった。上野も「遣都くんのイメージにヒゲはなかったんですけど、すごく色っぽい。いい意味で色気が感じられます」と賛辞を送った。