藤原竜也、歌舞伎俳優演じ「手も足も出ない」と脱帽「殻を破って次のステップにいけるかも」

俳優の藤原竜也が8日、都内で行われた舞台『中村仲蔵~歌舞伎王国 下剋上異聞~』製作発表会見に出席。「知らないことばかりで10代のころの演劇少年に戻ったよう」と期待に胸を膨らませていることを明かしていた。

会見に出席した藤原竜也【写真:ENCOUNT編集部】
会見に出席した藤原竜也【写真:ENCOUNT編集部】

舞台『中村仲蔵~歌舞伎王国 下剋上異聞~』製作発表会見に出席

 俳優の藤原竜也が8日、都内で行われた舞台『中村仲蔵~歌舞伎王国 下剋上異聞~』製作発表会見に出席。「知らないことばかりで10代のころの演劇少年に戻ったよう」と期待に胸を膨らませていることを明かしていた。

 江戸時代中期に彗星のごとく現れた天才歌舞伎役者・中村仲蔵を演じた藤原。先月まで上演していた舞台『ハリーポッターと呪いの子』と同じ座組での公演に「まったく違う題材でこうやってやれるのが嬉しい」と笑顔を見せると、歌舞伎役者を演じることに「踊り、所作、すべてに意味がある。改めて偉大な世界だなと驚いています。知らないことばかりで、10代のころの演劇少年に戻ったよう」と新鮮な気持ちで臨めていることを明かす。

 さらに藤原は「たくさん歌舞伎界の方に協力してもらっていますが、手も足も出ない。高い壁に挑むことで、殻を破って次のステップに行けるかもしれません。それはいい経験です」と語ると、仲蔵が苦労して頂点に上り詰めたことについて、「僕も小さいころから厳しい演劇生活を送ってきた。地べたを這いつくばってもがいても上に行かなければいけない。でもなかなか行けないという、どんよりした空気がリンクしているかも。大きなことを言えませんが、稽古を経て、新しいものが発見できるきっかけになれば」と意気込んでいた。

 本舞台は、江戸時代中期に彗星のごとく現れ、破天荒な歌舞伎役者として異例の出世を遂げ、一台で「名人仲蔵」と言われるまでの大スターとなった中村仲蔵の波乱に満ちた人生を描く。

 会見には市原隼人、浅香航大、尾上紫、今井朋彦、高嶋政宏、脚本担当の源孝志、演出の蓬莱竜太も参加した。

 舞台『中村仲蔵~歌舞伎王国 下剋上異聞~』は2024年2月6日~2月25日まで東京建物Brillia HALLにて開催。全国順次上演。

次のページへ (2/2) 【写真】舞台『中村仲蔵』製作発表会見の様子
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