ポール・マッカートニーも感動「ジョンの声が、とてもクリアに聞こえる」 最後の日本盤CDシングルが発売決定
ザ・ビートルズ最後の新曲『ナウ・アンド・ゼン』の日本盤CDシングルが12月1日に発売される。同楽曲は、ジョン・レノンが書き、歌い、ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリスン、リンゴ・スターが練り上げ、40年以上経ってようやくポールとリンゴが完成させた最後のビートルズ・ソング。
日本盤CDシングルが12月1日に発売
ザ・ビートルズ最後の新曲『ナウ・アンド・ゼン』の日本盤CDシングルが12月1日に発売される。同楽曲は、ジョン・レノンが書き、歌い、ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリスン、リンゴ・スターが練り上げ、40年以上たってようやくポールとリンゴが完成させた最後のビートルズ・ソング。
11月2日午後11時にデジタル配信が開始されると、日本や英国、米国など17か国のiTunes Storeで配信直後に総合1位を獲得。翌日にはアナログ・シングル盤が発売されたが、多くのお店では発売と同時に売り切れるなど、今でもまったく衰えないバンドの人気を物語っている。
日本盤CDシングルには、1962年の英国でのデビュー・シングル『ラヴ・ミー・ドゥ』が両A面として収録。オリジナル・ジャケット・アートは有名アーティスト、エド・ルシェが担当している。
また、1973年に発売されたベストアルバム『The Beatles 1962-1966』(通称:赤盤)と『The Beatles 1967-1970』(通称:青盤)の2023年バージョンも11月10日にリリース。帯デザインは、73年の日本初回盤LP帯を基に再現されたものとなっており、同22日には日本盤 直輸入盤仕様のアナログ盤が発売となることも決定している。
以下、コメント全文。
○ポール・マッカートニー
「ジョンの声が、とてもクリアに聞こえる。かなり感動した。僕たち全員が参加した本物のザ・ビートルズのレコーディングだと言える。2023年にまだビートルズの音楽に取り組んでいて、一般の人々がまだ聴いたことのない新曲をリリースしようとしているなんて、本当にエキサイティングなことさ」
○リンゴ・スター
「彼が部屋に戻ってくることの次に彼に一番近づいた瞬間だったから、僕たち全員にとって、とても感慨深いことだった。まるでジョンがそこにいるようだった。斬新だった」
○オリヴィア・ハリスン
「1995年当時、スタジオで数日間この曲に取り組んだ後、ジョージはデモの技術的な問題を克服できないと感じ、この曲を十分に高い水準で仕上げることは不可能だと結論づけたんです。ダニーと私は、もし彼が今日ここにいたら、彼がポールとリンゴとともに心を込めて「ナウ・アンド・ゼン」のレコーディングを完成させたに違いないと確信しています」
○ショーン・オノ・レノン
「父がいなくなって何年も経ってから、彼らが一緒に仕事をしていると聞いて、ものすごく感動しました。この曲は父とポール、ジョージ、リンゴが一緒に作った最後の曲です。この曲はタイム・カプセルのようなもので、運命的なものだと感じています」