お笑いトリオ・ロバートの秋山竜次が1日、都内で行われた映画『スラムドッグス』（11月17日公開）公開記念イベントに出席した。

　本作は、『テッド』を手がけたユニバーサル・スタジオが贈る最新作。飼い主に捨てられた犬たちの仁義なき復讐（ふくしゅう）劇を描く。秋山は、飼い主に裏切られ、復讐に目覚めたピュアな犬・レジーの日本語吹き替えを担当した。

　犬役とあって「どうしたらいいのか分からなかった。どう役作りすればいいのか分からないから結構大変でしたよ、ワンワン言うだけじゃない。かわいい声とか出したら『そうじゃなくって』となったので、難しかった」と苦労を吐露した。

　また、トークでは「尿管結石によくなる」と切り出すと「定期的に石がスポーンと出てくるので、『ふざけんなよ』ってなる。出てきた石を拾いましたからね、1年半くらい前かな。『また来たよ、捕まえてやる！』って。便器に手を突っ込んでネックレスにしましたね。世界に一つのだけの宝石ですから」と本当なのか冗談なのか分からないコメントで笑わせた。

　映画の内容になぞらえて“奪われたくないもの”を明かすシーンでは、声優の森久保祥太郎が「いろんな作品をやらせていただいていますが、くせ者役が多い。その枠、その需要を守っていきたいですね」と回答。「津田（健次郎）さんが演じるようなかっこいい役の需要がない（笑）。声質的なものもあって……。変化球キャラが多いので、そこは奪われたくない」と話していた。

　イベントにはマギー、声優の津田健次郎も参加。終盤になるとマギーの愛犬であるチワックス（チワワとミニチュアダックスのミックス）の「ルクちゃん」も登場した。ルクちゃんがマギーの膝に座ると、秋山が「おいおい、いいなぁ～その席」とうらやましそうだった。