譜久村聖、モー娘。リーダーとして葛藤した過去を回顧 「1人でシクシク泣いていた」時期も

モーニング娘。'23の譜久村聖が31日、都内で写真集『LAST SCENE』(ワニブックス)の発売記念イベントを開催。イベント前に囲み取材に応じた。

囲み取材に応じたモーニング娘。'23の譜久村聖【写真:ENCOUNT編集部】
囲み取材に応じたモーニング娘。'23の譜久村聖【写真:ENCOUNT編集部】

何度も感じた「リーダーに向いていない」

 モーニング娘。’23の譜久村聖が31日、都内で写真集『LAST SCENE』(ワニブックス)の発売記念イベントを開催。イベント前に囲み取材に応じた。

 譜久村にとって約2年ぶり8冊目のソロ写真集である本作は、今作はモーニング娘。としてラストを飾るにふさわしい3大ロケ(ハワイ、東京、中野サンプラザ)を敢行。“青春のすべてはモーニング娘。にあった”という彼女の言葉通り、モーニング娘。譜久村聖の軌跡を辿るような作品となっている。

 そんな同写真集には、譜久村が生まれた頃から現在に至るまでを語ったインタビューも収録されているそうで「(過去に)ここまでお話ししなかったなって思うようなことや、未来のモーニング娘。に向けたメッセージも入っているので、インタビューもしっかり読んでいただけたらうれしいなと思います」とアピール。

 25年続くモー娘。史上、最長在籍期間&リーダーを務める譜久村だが、前任の道重さゆみからリーダーを受け継いだ際の葛藤なども話しているそうで「私がつらかったのは、みんなをうまくまとめられなかったり、相談してもうまくいかなかったり、本番でうまく回せなかったりしたことで、私はみんなを引っ張ったり、率先して前に行くタイプではなかったので、自分の中で違和感を感じながらやっていて、(モーニング娘。)’14の12月らへんは1人でシクシク泣いていたなって思います(笑)」と回顧した。

 過去に何度も「リーダーに向いていない」と思ったという譜久村だが、自分にしかない強みも感じていたそうで「私は9代目リーダーなんですけど、前に8人もリーダーがいることが私の1番の強みで、先輩方から学ぶことがたくさんあるなって思いました」としみじみと語り、「前リーダーの道重さゆみさんだけじゃなく、一緒に経験してきた新垣里沙さんや高橋愛さんはどんなリーダーだったかなって思い出したり、モーニング娘。が初めて武道館のステージに立ったDVDを見て、中澤(裕子)さんはどういうリーダーだったんだろうって自分で想像して、この時代のモーニング娘。はこうだったなって想像を膨らませて、自分の作りたいモーニング娘。というものを膨らませていきました」と胸の内を明かした。

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