亀梨和也、芸能界入って25年「もともと下町育ちの男の子が…どっちが本当の自分なのかな」
KAT-TUNの亀梨和也が31日、都内で行われた主演映画『怪物の木こり』(12月1日公開)完成報告会に出席した。自身の人格などについて言及した。
主演映画『怪物の木こり』完成報告会に出席
KAT-TUNの亀梨和也が31日、都内で行われた主演映画『怪物の木こり』(12月1日公開)完成報告会に出席した。自身の人格などについて言及した。
あいさつを求められると、マイクを手にして報道陣に「ハッピーハロウィーン」と一言。さらに「トリック・オア・トリート」と言い、照れ笑いを浮かべた。
今回演じたサイコパス役を振り返って「今回自分がどういう形で、この作品の中でサイコパスというものの構築を求められているのかな、というところがすごくあったんです。でも、やりようがありすぎて」と言い、スタッフ陣との話し合いなどを経て「方向性を固めていった」と説明。
人格がテーマの一つである今作にちなんで、亀梨はアイドルになる以前とアイドルになった後を比較。「(芸能界入りして)25年になるんですよね」とつぶやき、「(アイドルになる以前の)自分の年齢と、この世界に立たせてもらっている自分が同じ歳になった。すごく考えさせられたテーマでもある。もともと下町のアパート育ちの男の子が、オシャレに生きさせてもらっている時間が長くなっていく。どっちが本当の自分なのかな、みたいな。今、それちょっといい形で無理なく混合している」とほほ笑んだ。
報告会には菜々緒、吉岡里帆、染谷将太、三池崇史監督も出席した。
同作は、2019年第17回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞した同名小説の実写化作品。絵本『怪物の木こり』の怪物の仮面を被り、人間の脳を奪い去る連続猟奇殺人。その捜査線上に犯人が唯一殺し損ねた男、弁護士・二宮彰(亀梨)の名が浮上する。二宮は目的のためには殺人すらいとわない冷血非情なサイコパスだった。総力を挙げて捜査を進める警察と、犯人への逆襲を狙う二宮。追う者と追われる者が入れ替わるサスペンスが展開される。