山下真司、テレ朝SPドラマ『友情』に出演 主演・本木雅弘を絶賛「平尾誠二氏が憑依したかのよう」

俳優の山下真司が11月11日に放送されるテレビ朝日系スペシャルドラマ『友情~平尾誠二と山中伸弥「最後の一年」~』(午後9時)に出演することが30日、発表された。

山下真司(左)と本木雅弘【写真:(C)テレビ朝日】
山下真司(左)と本木雅弘【写真:(C)テレビ朝日】

元ラグビー選手・石山治郎氏を演じる

 俳優の山下真司が11月11日に放送されるテレビ朝日系スペシャルドラマ『友情~平尾誠二と山中伸弥「最後の一年」~』(午後9時)に出演することが30日、発表された。

 日本代表としても活躍した元ラグビー選手で、神戸製鋼コベルコスティーラーズ総監督兼ゼネラルマネジャー、日本代表監督なども歴任し、名実ともに“ミスター・ラグビー”と呼ばれた伝説のラガーマン・平尾誠二さんと、「ヒトiPS細胞」の研究でノーベル生理学・医学賞を受賞した山中伸弥教授。本作は、異なる分野で活躍する2人の知られざる友情物語がドラマ化。主演の本木雅弘が平尾役、滝藤賢一が山中教授役を務める。また、石田ゆり子が平尾の妻・惠子さんを、吉瀬美智子が山中教授の妻・知佳さんを演じる。

 今回、山下が演じることになったのは、東日本大震災後発足した復興・チーム再建支援組織「スクラム釜石」の代表理事を務めた元ラグビー選手・石山治郎氏。石山氏は、ラグビー日本選手権で7連覇を果たした新日鐵釜石のスクラム最前列で体を張り続けた伝説のプレーヤーで、平尾さんともライバルとしてしのぎを削った間柄。そんなラグビー界のレジェンド・石山氏を、日本中に大ブームを巻き起こした伝説のドラマ『スクール☆ウォーズ』シリーズ(1984年ほか)に主演した山下が演じる。

 本作では、2012年に岩手県釜石市を訪れた本木演じる平尾に、山下演じる石山が「被災から立ち直るには夢が必要。ここ釜石でワールドカップをやれたら!」と熱い思いを語るエピソードが描かれる。阪神大震災から17年でやっとここまできた……と感じていた平尾は、石山の言葉に胸を打たれ、「絶対にやりましょう!」と後押しを決意。ラグビー界のレジェンドふたりの熱い思いがひとつにする。

 本作への出演に山下は「“ミスター・ラグビー”はノーサイドの笛が鳴るまで決して諦めずに闘い続けた。その男らしさ! そしてその闘いを全力でサポートし続けた山中教授もすばらしい。この二人の友情はとても熱く美しい! そして御家族の方々の思いを察すると胸が痛い」とコメント。

 本木との共演シーンの撮影後、山下は「主演の本木雅弘さんのまるで平尾誠二氏が憑依したかのような姿、演技に驚きを隠せない。すばらしい作品になった」と出来栄えに自信を見せた。

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