アニメーション映画『ONE PIECE FILM RED』のアンコール上映記念舞台あいさつが28日、都内で行われた。ルフィ役の田中真弓、ゾロ役の中井和哉、ウタ役の名塚佳織、劇中歌の楽曲提供を行ったMrs.GREEN APPLEが登壇した。メガヒットする同作にまつわるトークが展開された。

　同作は、2022年8月6日に全国公開されたアニメ『ONE PIECE』シリーズの劇場版。アンコール上映を含めた累計興行収入は約198億7000万円、累計来場者数は約1440万人超を記録している（10月22日時点）。

　田中は開口一番、ウタの声マネで「やっと会えたね！　ウタじゃないよ！」とあいさつし、「今日のスタイリストさんが、こうしゃべれと言った」と責任転嫁。さらに「クリリンのことか～！」と他作の某キャラクターのセリフを叫ぶなど大暴れ。

　アンコール上映ながら、週末動員ランキング1位となる異例の盛り上がりを紹介されると、田中は「こんなことってあります？　今までの映画の歴史の中で。本当にうれしくて興奮しすぎてごめんなさい、騒がしくして！」と興奮の体。

　中井は「ウタさんの存在が劇中から飛び出して、いろんな歌番組出たりとかして、皆さんの中に広がって、『もう一回ウタさんのコンサート見に行こうよ！』みたいな感じで来てくれているのでは」とほほ笑んだ。

　会場ではアンコール上映を記念し、全国338館の劇場へライブビューイングで配信を行われた。他、Mrs.GREEN APPLEのリクエストに応える形で、声優陣が各キャラクターの名台詞などを生披露した。