二宮和也、10月17日は実母の誕生日 祝福メッセージの返信は「ありがとうって言う5文字だけ」

嵐の二宮和也、俳優の高橋惠子が17日、都内で開催された映画『アナログ』(タカハタ秀太監督)の大ヒット御礼舞台あいさつに出席した。同映画で“母と息子”を演じた2人のイベント登壇は初だった。

イベントに登壇した嵐の二宮和也【写真:ENCOUNT編集部】
イベントに登壇した嵐の二宮和也【写真:ENCOUNT編集部】

ジャニーズ事務所は17日、社名をSMILE-UP.(スマイルアップ)に変更

 嵐の二宮和也、俳優の高橋惠子が17日、都内で開催された映画『アナログ』(タカハタ秀太監督)の大ヒット御礼舞台あいさつに出席した。同映画で“母と息子”を演じた2人のイベント登壇は初だった。

 原作は、ビートたけしが70歳で書き上げた同名小説。手作り模型や手描きのイラストにこだわるデザイナー・水島悟(二宮)と携帯を持たない謎めいた女性・みゆき(波瑠)は、携帯電話で気軽に連絡が取れる現代に、あえて連絡先を交換せず「毎週木曜日に、この場所で会いましょう」という約束を交わし、ゆっくりと関係を紡いでいく。いつの時代も変わらない愛の原点「大切な人にただ会える喜び」を描いたラブストーリー。高橋は、悟の母・水島玲子を演じた。

 初共演した高橋の印象を二宮は「本当にずっと見ていた先輩。まさか一緒にできるとは……」と感慨深い表情を見せた。

 一方、高橋は「スクリーンやテレビ、いろいろなところで拝見して、ちょっと会ってみたい、話してみたい人だなと思っていました。面白そうな人だなと……。実際に初めて共演させていただいて、すぐ親子になれたのが、さすがだと思いました。本当の親子のような気持ちになりました。それは、二宮さんのおかげです」と絶賛していた。

 また、撮影中のエピソードを問われると、二宮は「これ本当に手前味噌な話で、本当に申し訳ない。あの、もうどこからも出ないんで、僕が言おうってことなんですけど。2人で病室で話しているときに、『ありがとうございます』っていうシーンあったじゃないですか。あの、『ありがとうございます』が自分史上でも最高値叩いているなって……」と自画自賛すると、会場は笑いと拍手が沸き起こった。

 この日、二宮とタカハタ監督は大阪、名古屋でも各2回ずつ舞台あいさつを開催するなど、過酷スケジュールをこなした。二宮は「すごく楽しかった」と振り返っていた。

 イベント終盤、母役・高橋から息子役・二宮とタカハタ監督へ、映画の大ヒットや計5回の舞台あいさつの労いを込めて、花束贈呈を行った。高橋は「本当に素晴らしい悟を演じてくださってありがとうございます。ご覧になるみなさまを代表して、お礼の言葉と花束を贈呈したいと思います」と二宮にメッセージを送っていた。

 最後のあいさつで、二宮は「本当に見て頂いて、心が温かくなる瞬間がいくつもあったかと思っていますし、願っています。この物語に出てくる人達は、平凡な人達が出てくるんですけども、相対的に見て、平凡は基本ではないんだなっていう風に改めて感じることができる。伝えるものは、伝えておかなきゃいけないなと思います」と胸中を吐露。

 そして「10月17日の今日はですね、私の実のお母さんの誕生日です。おめでとうございます。あ! うちの母、誕生日じゃないかと思って、びっくりしました。『おめでとう』って言ったら、『ありがとう』って言う5文字だけ。さぞ、お忙しいんだろうなと思っています」と苦笑いしていた。

 ジャニーズ事務所は17日、故ジャニー喜多川元社長の性被害を受けて、社名をSMILE-UP.(スマイルアップ)に変更した。二宮がジャニーズ事務所の社名変更後、公の場に登場するのは、この日が初となる。

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