なにわ男子の高橋恭平が17日、都内で行われたドラマ＆映画『マイホームヒーロー』制作発表イベントに出席。本作で初挑戦となったアクションについて振り返った。

『マイホームヒーロー』は「ヤングマガジン」で連載中の人気漫画。愛する娘に危害を加える彼氏を殺してしまった主人公・鳥栖哲雄が、好きなミステリー小説の知識と家族愛を武器に社会の闇と戦っていく姿を描く。

　高橋は半グレ集団のメンバーで、組織のリーダー格を担っている人物を演じた。「初めての役柄で、ずっとやりたかったような役柄だったので、すごく楽しみながらはじめてのこといっぱい経験した。僕としても挑戦になるのかなっていう役柄だった」と撮影を振り返った。

　初挑戦となったアクションは「結構楽しかった。難しいのもあったけど、習っているときから『こんな感じなんや』って」と充実した表情。しかし、アクションシーンでは身にしみついたダンススキルが発揮されてしまい、NGになることもあったという。

「ダンスが変に入っているからこそ、アクションで何か奪ったり、くるっと回転するときにターンみたいな回り方しちゃって、『ありえない』みたいな。クセをとるのに時間がかかった。拳銃を使うのも初めてだったんですが、拳銃を使うところでダンスターン出ちゃって、『そこ直そうかって』って言われた」と苦笑いで明かした。

　また、共演した佐々木蔵之介が、拳銃シーンの撮影時に高橋の耳に耳栓が入らなかったことを暴露。「音が大きくなるから耳栓してくださいって言われたら、『痛い痛い、入らないです』って言っていた」と話すと、高橋は「耳栓するのが怖くて怖くてしゃあなくて。耳の形が耳栓を受け入れられなかった……」としょんぼりだった。

　イベントにはそのほか、齋藤飛鳥、木村多江も参加した。『マイホームヒーロー』のドラマ版はMBS／TBS ドラマイズム枠にて10月24日より放送スタート。MBSは毎週火曜24時59分、TBSは毎週火曜25時28分から。映画は2024年3月8日に公開される。

　ジャニーズ事務所は17日で、故ジャニー喜多川元社長の性加害問題を受けて、社名をSMILE-UP.（スマイルアップ）に変更。名称変更後事務所所属タレントが公の場に登壇するのは高橋が初めてとなる。