クロちゃんは「パパって感じ(笑)」 都内某所、2人の新体制で得る新たな経験と目標
2人組アイドルグループ・都内某所が、10月7日に幕張メッセ(千葉県千葉市)で行われた大型アイドルイベント「GIGA・GIGA SONIC ~2周年大感謝祭SPECIAL in 幕張メッセ~ presented by ドラゴンエッグ」に出演した。
ミクとイズキの2人体制で再始動
2人組アイドルグループ・都内某所が、10月7日に幕張メッセ(千葉県千葉市)で行われた大型アイドルイベント「GIGA・GIGA SONIC ~2周年大感謝祭SPECIAL in 幕張メッセ~ presented by ドラゴンエッグ」に出演した。(取材・文=小田智史)
2022年12月にTBS系バラエティー『水曜日のダウンタウン』の企画「モンスターラブ」にて誕生した都内某所は、『クッキー』『アイスクリームの星』『チ・キ・ンレース!』『TONAi GiRL’S』『Wanna be shiny bright』『ハバナイスデーイ』の6曲を披露。オリジナルメンバーであるミクは、「幕張メッセという大きなステージに立つことができて、初めてましての方ともたくさんお会いできたので、新しい出会いのあったライブでした。これからも都内某所といろんな人をつなげて行けたらいいなと思いますので、ぜひまたお会いできたらうれしいです」と語った。
3人体制でスタートした都内某所は、メンバーの脱退と加入を経て、現在は2人体制。ミクは持病の悪化により今年5月から療養に入り、10月1日の1stワンマンライブ「TONAiの日」で復帰したばかり。今年2月に新メンバーとして加入したイズキは、ミクが不在の間にグループを支えてきた。
ミク「(2023年は)本当に目まぐるしい1年になっています。でも、いろんな経験を経たからこそ、都内某所の活動において今の自分にしかできないことがあると思うので、今の自分が見えているもの、そしてそれ以外のことも含めて、できるすべてを都内某所に捧げたいと思います」
イズキ「ミクが復帰して、いきなり一緒に練習するとなって、新曲のダンスもイチから2人でやったり、フォーメーションをイチから作り直したり、初めて自分たちで歌割りもしました。新しい都内某所で、新しい経験ができたので、自分のためにもなると思います」
11月のワンマンライブは「お客さんと一緒にステージを作りたい」
都内某所と言えば、芸能界屈指のアイドル好きであるクロちゃん(安田大サーカス)がアドバイザーを務める。激動の日々を過ごす中で、クロちゃんからの言葉は大きな支えになっているという。
ミク「私はまだ復帰したばかりで、目の前のことに没頭しすぎて周囲が見えなくなってしまうこともあるので、『ブランクがあるし、無理しがちだと思うから、無理だけはしないで頑張ってね』と言ってくださいました。今回のギガソニ(GIGA・GIGA SONIC)も出番の直前までそばにいてくれて、アドバイザーというよりもパパって感じです(笑)」
イズキ「私もよくLINEをいただいて、『イズキならちゃんとできる』『回ってきたツアーや経験してきたライブで成長している部分もあるから、もっと自分に自信を持ったら、さらにいいステージができると思うよ』とか、いろいろアドバイスしてくださいます。その言葉をいただいてから、前の自分よりも今の自分のほうが少しレベルアップできたんじゃないかなと思います」
都内某所は10月1日に開催された1stワンマンライブで、11月12日にSHIBUYA PLEASURE PLEASURE(東京都渋谷区)でワンマンライブを開催することを発表された。結成から約10か月、ミクとイズキが見据える次の目標は――。
ミク「1stワンマンを経て、11月にもワンマンをさせていただきますが、これからワンマンをするごとにキャパをどんどん増やしていって、いつかZEPPツアーもしたいと思っているので、少しずつ大きな会場のステージに自分たちの力で立てるようになりたいです」
イズキ「1stワンマンで、ここでもう少しお客さんと楽しめるなとか、いろんな反省が出ました。次のワンマンではそこを修正して、自分たちだけではなくてお客さんと一緒にステージを作って、会場をもっと明るく盛り上げたいと思います」
数々の試練を乗り越えてきた都内某所。2人で力を合わせ、次なるステージへと向かう。
□都内某所(とないぼうしょ)TBS系バラエティー『水曜日のダウンタウン』の企画「MONSTER LOVE」にて誕生した、ミク、イズキからなる2人組アイドルグループ。アイドルフェス「クロフェス」の総合プロデューサーを務めるなど、芸能界屈指のアイドル好きであるクロちゃん(安田大サーカス)がアドバイザーとして活動に携わる。