岡田将生、「言葉で伝えないと分からない」と言われた過去 日本人特有の特性を外国人に説明

俳優の岡田将生が9日、秋葉原UDXシアターで行われた映画『ゆとりですがなにか インターナショナル』インターナショナルプレミアに松坂桃李、宮藤官九郎、水田伸生監督と登壇。相手に気持ちを伝えることの大切さを語った。

インターナショナルプレミアに登壇した岡田将生【写真:ENCOUNT編集部】
インターナショナルプレミアに登壇した岡田将生【写真:ENCOUNT編集部】

『ゆとりですがなにか』のインターナショナルプレミア

 俳優の岡田将生が9日、秋葉原UDXシアターで行われた映画『ゆとりですがなにか インターナショナル』インターナショナルプレミアに松坂桃李、宮藤官九郎、水田伸生監督と登壇。相手に気持ちを伝えることの大切さを語った。

「インターナショナル」というタイトルにちなみインターナショナルの聖地である秋葉原で外国人約100人を招いて行われた試写会。

 上映後、ティーチインが行われると、ロシア出身で現在日本に住んでいる女性から、劇中で岡田演じる坂間正和が安藤サクラ扮する妻・茜に酔っぱらった勢いで気持ちを伝えるシーンについて「日本人はなかなか思っていることを伝えられないのか」と質問される。

 岡田は「日本人特有のものなのかもしれません。本音をなかなか言い合わないということはあると思う」と苦笑いを浮かべると「僕自身も『言葉で伝えないと分からない』と言われたことがあります。そこから自分の人生のなかでは、感謝していることや思っていることは堂々と言葉にして相手に伝えていこうとしています」と回答していた。

 外国の方々から映画を観た感想や、“日本人ならでは”という特性についての質問を受けた岡田は「とてもいい時間でした。僕たちゆとり世代の3人が、いま起きている社会問題に対して必死にもがいている姿が、海外の人々にも伝わったのかなと思えて、また一つ自信になりました」とすがすがしい表情で語っていた。

 本作は、2016年4月期に日本テレビ系で放送されたゆとり世代のアラサー3人組の奮闘を描いた連続ドラマ「ゆとりですがなにか」の劇場版。30代半ばになった“ゆとり3人組”のゆとりのない生活から人生の岐路に立つ姿が描かれる。

次のページへ (2/2) 【写真】『ゆとりですがなにか インターナショナル』イベントの様子
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