俳優の北川景子が7日、所属事務所のスターダストプロモーションが展開する第3回「スター☆オーディション」の最終選考会にサプライズ登場した。オーディションに花を添え、20年来の付き合いである事務所への思いを語った。

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　同オーディションは、今回6月より予選を開催。応募総数1万6397人より、さまざまな審査を経て選び抜かれたファイナリスト16人（男7人・女9人）に特技審査や演技審査を行い、長野県在住の14歳・佐藤来未登さん、神奈川県在住の13歳・原田花埜さんがグランプリに輝いた。

　9月25日に、ミュージシャンでタレントである夫・DAIGOとの間に第2子を妊娠したことを報告した北川。今回はグランプリ発表の際にスペシャルプレゼンターとして登場。「本当に才能のある方々ばかり。この場に来て、自分がこの事務所に入ったときのことをすごく思い出された。もう20年になるんですけど、たくさんの方が夢をもって、ここに来てくださったんだなと思うと、本当に皆が合格してほしいという風に思います」と力説した。

　グランプリの2人を前に、事務所の先輩として北川は「本当に、スターダストっていい事務所。タレントとしてだけではなくて、私が学生の頃は学業と仕事の両立を、結婚してからは家庭と仕事を、子どもを授かってからは子育てと仕事のことを一緒に考えてくれた。人生ごと預かって、歩んでくれるような、本当にすばらしい事務所だと思ってます」と説明した。

　続けて「スタッフの皆も優しく、人としてちゃんと向き合ってくれます。親御さんにも安心して預けて頂ける、風通しの良い会社だと思っています。夢を追いかけるのに、こんなにいい場所はないと、私本当にずっと、この事務所に所属して思い続けている。一緒にがんばれることを本当にうれしく思ってます」とほほ笑んだ。

　北川は「今回本当にたくさんの方が全国からこのオーディションに参加してくださったと思う。そのことにも感謝しています」とニッコリ。「今日、2人は夢への一歩を踏み出すと思うんですけど、今回のオーディションで結果が思わしなかったなという子たちもたくさんいると思う。そういう子たちも、どうか、『自分はダメだった』とか『向いてなかった』とか今回で決めてしまったり、落胆してしまったりするのではなく、人生、自分と向き合うタイミングとして良かったなという風に思ってもらえれば、とてもうれしいなと思います」と述べた。

「なぜなら私もまだ20年なんですが、たくさんの方と出会って、たくさんのオーディションにも落ちてきた」と言い、「人それぞれ本当にすばらしい個性を皆がもっている。その個性が輝く場所とかタイミングは、本当に人それぞれ違うと思っているから、皆にこれからいい人生が送れるといいなと思う。この先も応援しています」とエールを送った。

　選考会ではその他、「第2回スター☆オーディション」でグランプリを獲得した竹野世椰が所属し、8月にメジャーデビューを果たした「ICEx」（アイス）、ダンス動画が話題の「AMEFURASSHI」（アメフラッシ）がオープニングアクトとして登場。また、俳優の佐野勇斗率いる「M!LK」（ミルク）や、楽曲『すきっ～超ver～』がTikTokなどで27億回再生を突破し、68か国でチャートインした注目のアイドルグループ「超ときめき▼宣伝部」（▼はハートマーク）がライブを行い、会場を盛り上げた。