亀田和毅、フェザー級初戦で「圧倒したい」 階級上げて実感「減量しすぎてパワー出なかった」

ボクシング興行「3150FIGHT vol.7 ~拳闘士はゲンコツで語る~」(7日・大田区総合体育館=ABEMAで全試合無料生中継)の前日計量が6日、都内のホテルで行われた。メインイベントのIBF世界フェザー級(57.1キロ以下)2位決定戦(12回戦)に臨む、元世界2階級王者で同級5位・亀田和毅(TMK)と同級12位レラト・ドラミニ(南アフリカ)はそれぞれ一発でクリア。会見では「圧倒したい」と意気込んだ。

前日計量を行った亀田和毅【写真:ENCOUNT編集部】
前日計量を行った亀田和毅【写真:ENCOUNT編集部】

IBF世界フェザー級(57.1キロ以下)2位決定戦

 ボクシング興行「3150FIGHT vol.7 ~拳闘士はゲンコツで語る~」(7日・大田区総合体育館=ABEMAで全試合無料生中継)の前日計量が6日、都内のホテルで行われた。メインイベントのIBF世界フェザー級(57.1キロ以下)2位決定戦(12回戦)に臨む、元世界2階級王者で同級5位・亀田和毅(TMK)と同級12位レラト・ドラミニ(南アフリカ)はそれぞれ一発でクリア。会見では「圧倒したい」と意気込んだ。

 兄・興毅ファウンダーの隣に座った和毅は「無事計量終わって、ここからリカバリーをしっかりして、ベストなコンディションでリングに上がるだけですね。5月からトレーニングして、フィジカルのトレーナーとも契約してやってきた。フェザー級でも通用する体を作れたと思っている。相手はナチュラルなフェザーの選手。圧倒したいですね」と力を込めた。

 パワーアップを実感している。「前は減量しすぎてパワーが発揮できないところがあった。それが、フェザーになったらスパー通りの動きができるんじゃないかと。自分でも明日楽しみですね。昔からパワーはあった。減量しすぎたらパワーがでなかった。今回階級を上げてどこまで通用するか。それを自分のパワー、スピードが通用すれば、世界戦へゴーサインが出るんじゃないですか」と自信満々だった。

 一方のドラミニも「非常にいい選手同士なので、明日は素晴らしい試合になると思います」とリスペクトを示しつつ、「戦略は言えません」と戦闘モードだった。

 32歳の和毅氏は40勝(22KO)3敗。一時、興毅ファウンダーが2021年3月に設立したジム「3150ファイトクラブ」に所属していたが、同年8月に拠点をラスベガスへ。昨年3月付けで3150ファイトクラブとの契約を解除し、「TRYBOX平成西山ジム」所属に。昨年12月には自身が立ち上げた「TMK GYM」に移籍していた。
 
 今回から再び兄弟でタッグ。フェザー級に昇級し、世界3階級制覇を目指し「3150FIGHT」のリングに初登場することになった。

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