岡村隆史、コンビでフジ新音楽番組MCに悩み吐露 収録重ねるも「誰とも連絡先交換できてない」
お笑いコンビ・ナインティナインの矢部浩之と岡村隆史がMCを務めるフジテレビ系音楽番組『週刊ナイナイミュージック』(水曜午後11時)が、10月11日からスタートする。このほどMCの2人が取材に応じ、収録の様子や思わぬ変化を明かした。
10月11日スタート『週刊ナイナイミュージック』
お笑いコンビ・ナインティナインの矢部浩之と岡村隆史がMCを務めるフジテレビ系音楽番組『週刊ナイナイミュージック』(水曜午後11時)が、10月11日からスタートする。このほどMCの2人が取材に応じ、収録の様子や思わぬ変化を明かした。
同番組は“架空の音楽雑誌”をコンセプトに、矢部が編集長、岡村が記者として「週刊ナイナイミュージック」編集部から最新の音楽情報、アーティスト情報だけでなくさまざまなエンターテインメントを取り上げる音楽バラエティー。
昨年4月に第1子が誕生した岡村は「ちょっと環境が変わってきてですね、音楽を聞く時間も少なくなり、アンパンマンとかそういう曲ばかり家で流れるようになって……」と語ると、矢部から「『アンパンマン』は日テレなんで気を付けてください」とやんわり指摘が入った。すると岡村は、「ええ~と、『ちびまる子ちゃん』……『チャギントン』ですね!」と言い直し、報道陣の笑いを誘った。
すでに第2回の収録を終えており、矢部は「アーティストの方とフリートークみたいな感じなので自由に話せました。アーティストの方がどう思ってるか分かんないですけど(笑)。自分らは好きなことしゃべらしてもらってるな」と手応えをつかんでいるようだ。「本来こっちが合わせなあかんのに、アーティストの方が合わせてくれてるなってすごく感じます。ちゃんとおじさんとしてしっかり見てくれてるなっていう感じがして。でも、そこが面白くなればいいなって思いますけどね」と続けた。
2人は出演アーティストについて事前に予習し、最低限の情報を入れたうえで打ち合わせや収録に臨んでいるという。岡村は番組での進行担当とあって、入念に予習しているそうで、「まずWikipediaでしっかりと。どういう活動してきはったか、人物とか、人となりとか、全部見ます。Spotifyのプレミアムにも入りましたので、こんなことなかったんですけど、楽屋にスピーカーを持ち込んで、出演する人たちの曲を流す。楽屋にスピーカー持ち込んでメイクするやつとか、大嫌いやったんですけど。本番前になんやねんと、集中せえよって思ってたんですけど、もう普通に流してます」と笑い、変化を明かした。
また、2人と音楽といえばニッポン放送のラジオ番組『ナインティナインのオールナイトニッポン』の歌謡祭でもおなじみだ。矢部は「チャンスですよね。やっぱり仲良くなって歌謡祭に出ていただけたりとか。アーティストの方ってやっぱLINE交換とかの機会がないっすもんね。バラエティーはね、俳優さんとかアイドルの方が来るんであるんですけど」というと、岡村は「いいんですかね、アーティストさんにLINE交換とか……よう言わないです。今みんなどうしてんのかなと思って」と悩んでいる様子。
岡村は続けて、「写真もよう撮らないというか、『インスタに載せていいですか?』なんてよう言わないというか。みんなどうやって写真撮ってんのかなと思って。昔はもっと言えたような気するんですけど」と明かす。矢部が「今は言えない?(笑)」と尋ねると、「まだ誰とも連絡先交換できてないです。今のところ、オールナイトニッポンの歌謡祭に向けては収穫ゼロです。残念なんです」と肩を落とした。
最後に視聴者に向けてのメッセージとして、矢部は「楽しく明るくね、アーティストのファンの方もそうでない方も、夜に力を抜いて見れる音楽番組になればいいなと思っています。ぜひご覧ください」とアピール。一方の岡村は、「改めて音楽っていいなっていうふうに思ってもらえるような」とコメントすると、矢部から「え、ミュージシャン?(笑)。ミュージシャン目線や。アーティストやで今の」と鋭いツッコミ。岡村は「今なんか浅いこと言いましたかね?」とボケを重ね、笑いを誘った。