【エール】福島行進曲は「裕一との初めての曲」鉄男役の中村蒼も感激
NHK連続テレビ小説「エール」の第44回が28日に放送された。かつての恋人・希穂子(入山法子)に冷たく突き放される鉄男(中村蒼)は、裕一(窪田正孝)の家で裕一と久志(山崎育三郎)に励まされる。
裕一は「福島行進曲」ようやく作曲家デビューを果たす
NHK連続テレビ小説「エール」の第44回が28日に放送された。かつての恋人・希穂子(入山法子)に冷たく突き放される鉄男(中村蒼)は、裕一(窪田正孝)の家で裕一と久志(山崎育三郎)に励まされる。
鉄男は希穂子と福島への愛をこめて作詞した「福島行進曲」の歌詞を2人に見せると、裕一はその歌詞に感銘を受ける。故郷・福島を飛び出してきた裕一は「もう一度ちゃんと福島と向き合いたい。この詩で曲をつけたい」と話し、一晩で曲を書き上げる。この「福島行進曲」がレコード化されることになり、裕一は上京して2年でようやく作曲家デビューを果たす。
幼少期から詩を愛し、新聞社で働きながら作詞家になる夢を持っている鉄男にとっても、「福島行進曲」はデビュー作。鉄男役の中村蒼も「福島行進曲は裕一との初めての曲です。子供の頃からの夢が十数年の時を経て叶う奇跡的な出来事です。大事な人と大事な故郷を思い描きながら出来た曲。まさに2人にしか作れない唯一無二な作品だと思います」と感慨深げも振り返っていた。
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