山村紅葉、洗濯&料理をこなす役に戸惑い「主婦でありながらしたことがなくて」
俳優の船越英一郎が主演を務める明治座創業150年記念舞台『赤ひげ』の製作発表会見が26日、都内で行われ、、新木宏典、崎山つばさ、猪野広樹、高橋健介、河相我聞、菅井友香、山村紅葉が登壇した。
養生所で女中として働く役
俳優の船越英一郎が主演を務める明治座創業150年記念舞台『赤ひげ』の製作発表会見が26日、都内で行われ、、新木宏典、崎山つばさ、猪野広樹、高橋健介、河相我聞、菅井友香、山村紅葉が登壇した。
山本周五郎氏による小説『赤ひげ診療譚』が原作で、江戸時代の小石川養生所を舞台に、武骨で謎めいた医師“赤ひげ”こと新出去定(にいで・きょじょう)と市井の人たちとの交流を描く。
船越は、2017年から放送されているテレビドラマ版でも赤ひげを演じているが、舞台は芸歴41年にして初挑戦となる。「とにかく初でございますから、胸を張ってお見せできるものはない。役者が初の舞台に無謀にも挑む。懸命にあがき、のたうち回る姿をほほ笑ましく楽しんでほしい」と語った。
船越と多くの共演歴もある山村は、養生所で女中として働くお光を演じる。山村は「お料理をしたり洗濯をしたりお掃除をしたり、いろいろしなくてはいけないのですがとても苦手なもので。主婦でありながら、したことがなくてですね」と苦笑。
山村は最近「興行を取り仕切っているヤクザの女親分を演じた」が、「『借金返せ?!』と客席を回る役だったけど、そういうのはできた。ちょっと今回は、『洗濯はどうするんだろう』とか、いろいろ考えながらやっております」と苦戦中であることを紹介した。
また、本作に出演する新木や崎山らを「イケメンさん」と呼び、「もううれしくてドキドキしている」とにっこり。しかし「時節柄、声かけて問題になるんじゃないかと思って、ひたすら眺めております。向こうからお声がかからないかなって。でもなかなか目が合わなくって……」と語り、笑いを誘った。
舞台は10月28日から11月12日まで明治座、12月14日から16日まで新歌舞伎座にて上演される。