【VIVANT】最終回は「愛のある結末」…から導き出される展開を予測 乃木が別人格「F」と決別か、薫との愛の行方は
俳優の堺雅人が主演を務めるTBS系連続ドラマ『VIVANT(ヴィヴァン)』(日曜午後9時)の最終回79分スペシャルが17日に放送される。10日に放送された第9話では、謎のテロ組織・テントがバルカ共和国の地下に眠る鉱物資源を元手に孤児らの救済を目指している様子や、堺演じる主人公・乃木憂助が絶体絶命の窮地に陥る場面が描かれた。そんな中、同ドラマの飯田和孝プロデューサーが最終回について「とても愛のある結末。“家のテレビが壊れてしまうんじゃないかという豪華なシーン”を是非楽しみにしていただければ」と明かしたことで、視聴者からはさまざまな予想が寄せられている。
飯田P「家のテレビが壊れてしまうんじゃないか」 CM連動なら隕石落下による地球大爆発
俳優の堺雅人が主演を務めるTBS系連続ドラマ『VIVANT(ヴィヴァン)』(日曜午後9時)の最終回79分スペシャルが17日に放送される。10日に放送された第9話では、謎のテロ組織・テントがバルカ共和国の地下に眠る鉱物資源を元手に孤児らの救済を目指している様子や、堺演じる主人公・乃木憂助が絶体絶命の窮地に陥る場面が描かれた。そんな中、同ドラマの飯田和孝プロデューサーが最終回について「とても愛のある結末。“家のテレビが壊れてしまうんじゃないかという豪華なシーン”を是非楽しみにしていただければ」と明かしたことで、視聴者からはさまざまな予想が寄せられている。
最終回の注目ポイントは、別班メンバー・乃木がテントに潜入した本当の目的、別班4人の生存をテントに知らせた日本のモニターの特定、ノゴーン・ベキ(役所広司)の最終標的、ノコル(二宮和也)が乃木に向ける複雑な感情、警視庁公安部・野崎守(阿部寛)の弟子「リューミンシュ」の生死、医師・柚木薫(二階堂ふみ)と“奇跡の子”の関係、赤飯の謎、丸菱商事・長野利彦専務(小日向文世)の裏の顔、乃木家族を見捨てる判断を下した公安の最終責任者、など多数ある。登場人物それぞれの正体の種明かしと各話に織り込まれた伏線が最終回でどう回収されていくのか、一瞬も目が離せない展開となるのは必至だ。
「愛のある結末」に直接つながるのは乃木が命をかけてテントに潜入した動機。同ドラマが掲げるテーマは「憂助が愛を探す冒険の物語」だ。そうだとすれば、テント潜入は愛を探すための冒険ということになり、父親ベキとの親子愛にたどり着きそうだ。
視聴者からは「潜入したのはベキ達を守る目的もあったのでは」「ベキは乃木を解放して黒須と共に日本に帰るように指示するのでは」「乃木とベキはルークとダースベイダーのような最後を迎えるんでしょうか?」などの推理がある一方、「ベキは命を落とす。父親の意志を引き継ぎテントのリーダーとなる憂助、そして第2シーズンへ」「乃木テントノコルベキ、乃木はテントに残るべき。まさかの2クールに突入か」「日本がテロの標的というのは誰かが何かのために流布したことになる。これは回収されずにVIVANT2になるかも」など続編を期待する声もある。
乃木が薫に向ける「愛」も大きな注目点だ。薫の裏の顔をめぐってはテント説、別班説、CIA説、インターポール説などが飛び交っていた。こちらも最終回で真実が明かされるはずだが、薫と乃木のハッピーエンドも描かれるのだろうか。薫への愛を自覚した乃木については「Fが自らいなくなるのかな。もう乃木は大丈夫だって」「愛する家族として薫、ジャミーンと結ばれるならFは消えるのではないか」などの指摘がある。最終回では乃木と別人格「F」との決別も考えられる。
同ドラマをめぐっては“視聴者総参加型”の考察合戦が繰り広げられてきたが、飯田プロデューサーは「考察を楽しんでくれている皆様、そんなものはどうでも良いとすら思えてしまうシーンがドーンと待ち受けています」と明かしている。この言葉に心が動いたのか、「せっかくだから余計な知識一切なしで最終回を楽しみたい」「あまり考えすぎずスタッフの自信作の結末を見届けよう」「最終回は何も考察せずに見届けます」「目の前の映像と物語を純粋に楽しもうと思います」など、あえて“考察”から距離を置くファンも多い。また、「家のテレビが壊れてしまうんじゃないかという豪華なシーン」(飯田プロデューサー)も大いに気になる。堺が出演した丸紅の新CMと連動しているのなら隕石落下によるバルカ大爆発説もあり得るが、果たして……。しっかりと最終回を楽しみたい。