【K-1】身長195cm中国人戦士が41秒殺! 3試合連続KOで新生K-1のヘビー級トーナメント制す

“中国最強”リュウ・ツァー(中国/中国キックボクシング選手権 90キロ級優勝)が“グリズリー”クラウディオ・イストラテ(イタリア/ISKA ヨーロッパヘビー級王者)に1R・41秒でKO勝ちを収めた。

キックを飛ばすリュウ・ツァー(左)とクラウディオ・イストラ【写真:山口比佐夫】
キックを飛ばすリュウ・ツァー(左)とクラウディオ・イストラ【写真:山口比佐夫】

サッタリ、カミリアンは優勝逃す

格闘技イベント「K-1 ReBOOT~K-1 ReBIRTH~」(ABEMAで全試合生中継、9月10日・横浜アリーナ)メインイベント、K-1 30周年記念無差別級トーナメント・決勝戦

“中国最強”リュウ・ツァー(中国/中国キックボクシング選手権 90キロ級優勝)が“グリズリー”クラウディオ・イストラテ(イタリア/ISKA ヨーロッパヘビー級王者)に1R・41秒でKO勝ちを収めた。

 復活した無差別級トーナメントに会場は大盛り上がりだった。イストラテは鎖国時代のK-1重量級を盛り上げてきたサッタリをKO。さらにシナ・カミリアン(イラン)に判定勝ち。準決勝は反則技の応酬となった喧嘩ファイトを制していた。

 対するツァーは初戦に体重112キロ超のヴァレンティン(ルーマニア)にKO勝ち。準決勝ではカーフキックでアリエル・マチャド(ブラジル)にTKO勝ちを収めた。驚くべきは今回の初戦がプロ7戦目ということだ。

 身長195センチ・体重99キロのツァーと187センチ・体重108キロオーバーのイストラテ。身長差は8センチだが、対峙(たいじ)した姿は実際よりも大きいように見えた。ここまでの試合通り序盤からラッシュをかけるイストラテに対しカーフ。2発目で完璧にとらえ、戦意喪失させKO勝ち。ツァーが“新”K-1無差別級トーナメントを制した。

次のページへ (2/2) 【写真】飛び跳ねて痛がるクラウディオ・イストラテ
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