比嘉愛未&三浦翔平、心にトラウマ抱える役で苦労「楽しめたかと言われたかと言われたら…」
俳優の比嘉愛未、三浦翔平が7日、都内で行われたダブル主演映画『親のお金は誰のもの 法定相続人』(10月6日公開)の完成披露舞台あいさつに出席した。
映画『親のお金は誰のもの 法定相続人』完成披露舞台あいさつ
俳優の比嘉愛未、三浦翔平が7日、都内で行われたダブル主演映画『親のお金は誰のもの 法定相続人』(10月6日公開)の完成披露舞台あいさつに出席した。
25歳人気女優のクルマ愛…免許はマニュアル取得、愛車はSUV(JAF Mate Onlineへ)
“時価6億円”の値打ちがある伝説の真珠を巡る、ある家族の大騒動を描く。比嘉は、真珠の養殖業を営む両親をもつ三姉妹の三女・大亀遥海、三浦は大亀家に関わる弁護士・城島龍之介をそれぞれ演じた。
親子関係に確執がある役を演じた比嘉は、「心のなかに葛藤を抱えたキャラクターだったので、私自身演じていて、とても苦しかった部分がある。実は似ている部分があって、親子の確執……とまでは言わないですが、親子でぶつかることはあることじゃないですか。記憶にあった感情を掘り返しながら向き合った」と振り返った。
続く三浦も、「人それぞれ葛藤やトラウマを抱えて生きている。そのなかの一つを抱えている人間だった。龍之介として生きているときは、しんどかった。龍之介を楽しめたかと言われたかと言われたら、そうじゃなくて……」といい、「この映画の登場人物はそれぞれ問題を抱えていて、苦しみながら踏み出していく。お芝居中はここにあるものを押し殺して演じていたので、大変でしたね」と苦労を吐露。隣に立つ比嘉は「一緒だよね。わかる~!」と力強くうなづいていた。
本作は三重県伊勢志摩オールロケ。比嘉は「とにかく土地からの“気”がすごい。目に見えないエネルギー、地面からあふれるエネルギーを感じた。日本各地に素晴らしい景色はあるけど、伊勢志摩の景色は唯一無二」と魅了されていた。
舞台あいさつには、主題歌『Bitter』を担当したビッケブランカ、メガホンをとった田中光敏監督も参加した。