元K-1で現在、格闘技イベント「RIZIN」を主戦場としている木村“フィリップ”ミノルの「ドーピングに関する報告」が本人同席のうえ、2日に都内で行われる。事前予告にファンからはさまざまな声が寄せられている。

　バキバキボディーから「ドーピング疑惑」を常にかけられてきた木村は今年6月24日に北海道で行われた「RIZIN.43」でロクク・ダリ（コンゴ）とキックボクシングルール（3分×3R）で戦い、1R・68秒でKO勝利。大会終了後にはプロモーターである榊原信行CEOからドーピング検査を実施したことが明かされ、「1か月後（7月末）」に結果が出るとアナウンスされていた。

　榊原CEOは、アナウンスから約1か月後の7月30日に行われた「超RIZIN.2」の大会終了後に再び言及した。木村は同大会に出場していなかったが「今後キックボクシングの試合をしていく可能性がある」と明言。

　さらにSNS上で一部ファンが「木村は陽性」、「RIZIN」の公式Xが「木村のフォローを解除した」と投稿したことについても触れ「元々フォローしていないです。なんか勝手にいろんな情報がひとり歩きしちゃう……。まだ検査結果は出ていないです」と報告していた。

　元K-1の安保瑠輝也は、木村の6月大会終了後にドーピング疑惑に触れ「木村、9月やるか。俺が金出してもええからドーピング検査有りな」と宣戦布告していた。

　ビッグニュースにネット上では「陰性からの試合発表ってとこかな？」「これは楽しみだ」「してるに決まってる」「陽性なら事前告知までして発表しないでしょ」「安保とのカード発表か」「俺は信じる！」などさまざまな声が上がっている。

　同日行われる会見では、「RIZIN.44」（24日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ）、「RIZIN LANDMARK 6 in NAGOYA」（10月1日、愛知・ドルフィンズアリーナ）の追加対戦カードも発表される。

○RIZIN.44

【フライ級（57キロ）】
・福田龍彌―山本アーセン

・征矢貴―ラマザン・テミロフ

【バンタム級（61キロ）】
・中島太一―岡田遼

【フェザー級（66キロ）】
・牛久絢太郎―萩原京平

・クレベル・コイケ―金原正徳

・中原由貴―白川陸斗

・摩嶋一整―横山武司

【ライト級（71キロ）】
・スパイク・カーライル―堀江圭功

【ヘビー級（120キロ）】
・シビサイ頌真―ヤノスチューカス

・スダリオ剛―トッド・ダフィー

○RIZIN LANDMARK 6 in NAGOYA

【フライ級（57キロ）】
・伊藤裕樹―トップノイ・キウラム

・中村優作―ヒロヤ

・村元友太郎―ホジェリオ・ボントリン

【バンタム級（61キロ）】
・所英男―アラン“ヒロ”ヤマニハ

・後藤丈治―日比野“エビ中”純也

・切嶋龍輝―MASANARI

【フェザー級（66キロ）】
・ビクター・コレスニック―高木凌

【ライト級（71キロ）】
・渡慶次幸平―井上雄策

【ヘビー級（120キロ）】
・貴賢神―荒東“怪獣キラー”英貴

【女子ストロー級（52.5キロ）】
・渡辺彩華―万智

【68キロ】
・銀・グラップリングシュートボクサーズジム―太田将吾

【オープニングファイト】
竹野元稀―内藤凌太