吉永小百合、通算123作品目で役者「辞めようと思っていた」 初日舞台あいさつで続行宣言
俳優の吉永小百合(78)が1日、都内で行われた山田洋次監督の90本目となる映画『こんにちは、母さん』の初日舞台あいさつに出席。123作品目の出演となった吉永は「60年以上、健康だったからここまで来られた。すばらしい監督やスタッフ、キャストのみなさんに引っ張られながら来られて、感無量」と感謝を伝えた。
山田洋次監督の90本目となる映画『こんにちは、母さん』初日舞台あいさつ
俳優の吉永小百合(78)が1日、都内で行われた山田洋次監督の90本目となる映画『こんにちは、母さん』の初日舞台あいさつに出席。123作品目の出演となった吉永は「60年以上、健康だったからここまで来られた。すばらしい監督やスタッフ、キャストのみなさんに引っ張られながら来られて、感無量」と感謝を伝えた。
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観客には「小百合」と書かれたうちわを掲げるファンもおり、それを発見した吉永はにっこりと笑顔を浮かべた。123作品目となるが「ここで辞めようと思っていた」と本作で役者を引退するつもりだったことを明かしたが、「123(いちにいさん)と外に飛び出しそうな数字なので、もう少しやってみようと思います」と決意表明した。
本作は、東京の下町を舞台にした等身大の家族を描いた物語。吉永小百合の息子役を演じた大泉洋は、当初「吉永小百合から大泉洋は生まれない」とコメントしていたが、撮影を終えた今「母としか思えない。大泉洋しか生まれない」と胸を張る。
今後吉永が出演する映画は「どんな作品であれ息子は私。息子がいなくても裏設定は俺。ほかの役者をやるなら決闘ですよ。金払ってでもやる」と息子役は譲らないと宣言した。
「今後新しくやりたいこと」を聞かれると、吉永は「太極拳を習って、映画で太極拳をやってみたいという希望があります。でも山田監督が空手のほうがいいのではとおっしゃったけど、空手はとてもできない」とはにかみながら語った。
舞台あいさつにはそのほか、永野芽郁、宮藤官九郎、田中泯、YOU、枝元萌、山田監督も参加した。