【光る君へ】野村麻純が大河初出演「未知なる体験に緊張と喜び」 紫式部の友人・さわ役

NHKは31日、来年の大河ドラマ『光る君へ』の新たな出演者を解禁し、俳優の野村麻純がさわを演じることを発表した。

さわを演じる野村麻純【写真:(C)NHK】
さわを演じる野村麻純【写真:(C)NHK】

「平安時代の恋模様を眩しいまま皆さまにお届けできるよう」と意気込み

 NHKは31日、来年の大河ドラマ『光る君へ』の新たな出演者を解禁し、俳優の野村麻純がさわを演じることを発表した。

 野村にとって大河ドラマ初出演。さわは、紫式部(まひろ)の友人で父の為時が世話をする女性の、以前の結婚で生まれた娘。愛情に飢えた、一風変わった娘で、まひろを慕い親しくなる。やがて父親の九州赴任についていくことになる。

 野村は「さわにとって、まひろとの出会いは人生の大きな分岐点です。さまざまな気持ちを共有しながらふたりの友情は、姉妹のような親密なものとなっていきます。まひろのそばでさわが感じる憧れやときめき、平安時代の恋模様を眩しいまま皆さまにお届けできるよう励みます。人懐っこいさわですが、生い立ちを知ると心の内には曇った感情も多くあるのだろうと思います。さわに寄り添って喜びや憂い、心の機微を大切に育んで演じていきます」とコメントした。

 また、大河出演について、「今まで楽しく観る側だった大河ドラマですが、衣装合わせやスタッフさんのお話を聞いて準備を進めるにつれて、自分も『光る君へ』に携わるんだという実感と共に、作品の壮大さを改めて知りました。はじめての大河ドラマ出演、はじめて平安時代に生きる人物を演じられること、未知なる体験に緊張と喜びを感じています」と喜んだ。

 同作は平安中期に、のちに世界最古の長編小説といわれる『源氏物語』を生み出した紫式部の人生を描く。武家台頭の時代の前にきらびやかな平安貴族の世界と懸命に生きて書いて愛した女性の一生の物語。紫式部を吉高由里子が演じ、藤原道長を柄本佑が演じる。脚本は大石静氏が担当する。

トップページに戻る

あなたの“気になる”を教えてください