【RISE】衝撃の失神担架送りデビュー HIROYAのジムから期待の新人が左ハイキック一閃

立ち技格闘技イベント「ABEMA presents RISE WORLD SERIES 2023 2nd Round」(2023年8月26日、東京・大田区総合体育館)

試合後の会見に登場した戸田龍将【写真:ENCOUNT編集部】
試合後の会見に登場した戸田龍将【写真:ENCOUNT編集部】

左ハイキック一撃で担架送りに

立ち技格闘技イベント「ABEMA presents RISE WORLD SERIES 2023 2nd Round」(2023年8月26日、東京・大田区総合体育館)

 スーパーフェザー級(-60kg)3分3Rで、戸田龍将(TRY HARD GYM)が東蒼馬(MONSTAR GYM)に2R・KO勝ちを収めた。

 今年の「Amateur RISE Nova 全日本大会-65 kgトーナメント」で優勝を果たした戸田は、この試合がデビュー戦。所属するTRY HARD GYMでは会長のHIROYAの指導のもと、大雅とともに練習を積んでいる18歳の新鋭だ。

 試合序盤はデビュー戦の緊張からか、動きに堅い印象があったが、2Rに入ると力も抜けてきた。1分52秒で左のハイキックが東にヒットし、KO勝ち。マットに沈んだ東は意識が戻らず担架で運ばれた。戸田は鮮烈なデビューを果たしたと言っていいだろう。

 試合後の会見で戸田は、「ジムの先輩の大雅さん、小雪(宮崎小雪)さんも出ているので緊張しました。このままスーパーフェザーでやっていく。最終的にはRISEのスーパーフェザー級の王者を目指したい」と話した。

 つまりは最終的に大雅とも拳を交える可能性があるということだが、戸田は「自分は同門とはあまりやりたくはありませんが、やるときが来たらやるのかなと思います」と言った。デビュー戦でジムの先輩に対戦表明とまではいかなかったが、いつか大雅、常陸飛雄馬、チャンヒョン・リー、一馬など同階級のトップ戦線に絡むことができるか。

次のページへ (2/2) 【写真】担架に乗せられた東蒼馬
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