朝倉未来が社長を務める格闘技エンターテインメント「喧嘩道 presents BreakingDown 9」（26日・ABEMA PPV ONLINE LIVEで全試合生中継）の前日会見が25日、東京・アリーナ立川立飛で行われた。

　今大会は「初心」に返り、今回は地域別の喧嘩自慢対抗戦が行われる。また一時代を築いてきた旧K-1のレジェンド外国人が参戦するとあって大会前から大きな話題となっている。

　ヨーロッパ勢との対抗戦で最注目のカードは“150キロラガーマン”ノッコン寺田VS“暗黒肉弾魔人”ボブ・サップ（米国）だ。

　ノッコン寺田は会見から散々、サップをあおっていたものの、大会が近づくにつれネガティブに。「死にたくない」「もうほっといて」「ガッカリされようが命が大事」など弱音を吐き続け、しまいには「辞退します」と発表していた。前回大会の会見では元極道のキム・ジェフンに対し、笑顔で握手をする姿を見せていたが、その後不意打ちのキック。ヒールぶりを披露した。

　サップは会見にゆっくり歩き登場。ノッコン寺田はまさかの不在だ。MCも「いないようなので……」と困惑していた。サップは「ノッコン！　ノッコン！　WHY？　WHY？　ノッコン！」と絶叫。

　やはり欠場なのかと思われた次の瞬間だ。プロテインの入ったシェイカーを手に、ノッコンが登場。そのままマイクを持つと「逃げると思ったやろ？」とサップをどつく。そして「みんなお待たせ。みんな大好き、ノッコン寺田や」とニヤニヤしていた。