甲子園で長髪旋風! 非丸刈りチームの決勝進出が確定 「高校生らしくない」に著名人が反論「時代は常に変化」

第105回全国高校野球選手権大会は19日、準々決勝4試合が行われた。勝ち上がった「非丸刈り」の慶応(神奈川)と土浦日大(茨城)が21日の準決勝で対戦することになり、非丸刈りチームの決勝進出が確定した。2000年以降、「非丸刈りチームの8強進出は初」とされていたが、決勝まで駆け上がることも決まった。

高校球児の非丸刈りが話題に(写真はイメージ)【写真:写真AC】
高校球児の非丸刈りが話題に(写真はイメージ)【写真:写真AC】

両校「長髪OK」、慶応と土浦日大が準決勝で対戦

 第105回全国高校野球選手権大会は19日、準々決勝4試合が行われた。勝ち上がった「非丸刈り」の慶応(神奈川)と土浦日大(茨城)が21日の準決勝で対戦することになり、非丸刈りチームの決勝進出が確定した。2000年以降、「非丸刈りチームの8強進出は初」とされていたが、決勝まで駆け上がることも決まった。

 今夏は、非丸刈りチームも多く出場。時代の象徴として注目を集めている。特に慶応ナインのサラサラ髪はネット上で「さわやか」「かっこいい」の声が上がる一方で、「高校生らしくない」の批判も出ている。

 これらの声にフリーアナウンサーの山中秀樹が11日、X(旧ツイッター)で「下らない同調圧力極まれり」と主張。青山学院大陸上競技部・長距離ブロックの原晋監督は19日更新のXで「スポーツマンらしく、高校生らしく、『らしく』ってなんでしょうかね。丸刈りはらしく? 時代は常に変化する。大人の考えるらしく? 皆さんはどのように感じますか…」と疑問を投げかけている。

 その状況下で長髪OKの慶応が103年ぶり、土浦日大が初めて4強に残り、準決勝で対戦することになった。もう一つの準決勝は神村学園(鹿児島)と仙台育英(宮城)が激突する。ともに丸刈りで、仙台育英はこの日の準々決勝で、非丸刈りの花巻東(岩手)を神村学園は同じく丸刈りのおかやま山陽(岡山)を退けた。

次のページへ (2/2) 【写真】慶応主力選手の”高校球児っぽくない”髪型
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