笠井信輔がラジオに電話出演 山下達郎夫妻からのお見舞いに「衝撃的」
昨年12月に悪性リンパ腫で入院し、4月30日に退院したフリーアナウンサーの笠井信輔が23日、ニッポン放送「中井美穂LOVE&MELODY」にリモート出演した。パーソナリティーを務める中井美穂とはフジテレビのアナウンサー時代の同期。中井も番組冒頭「同期対談。LINEでは連絡を取り合うんですが、電話とか直接話すことはなかったので久しぶり。半年ぶりくらい」と語り、楽しみにしていた様子をうかがわせた。
ニッポン放送「中井美穂LOVE&MELODY」で中井と同期対談 入院中の様子紹介
昨年12月に悪性リンパ腫で入院し、4月30日に退院したフリーアナウンサーの笠井信輔が23日、ニッポン放送「中井美穂LOVE&MELODY」にリモート出演した。パーソナリティーを務める中井美穂とはフジテレビのアナウンサー時代の同期。中井も番組冒頭「同期対談。LINEでは連絡を取り合うんですが、電話とか直接話すことはなかったので久しぶり。半年ぶりくらい」と語り、楽しみにしていた様子をうかがわせた。
笠井は「おはようございます。久しぶり。元気、元気」と語ると「こんなに早く仕事に復帰できると思ってなかった。直接、話すのは久しぶり。うれしい」と喜んだ。また「患者としては、ラジオは重要な娯楽の1つ。抗がん剤治療はつらくてテレビを見る気がしないんだよ。2時間映画を見るのもつらい。ラジオはちょうどいい」と入院生活を振り返った。
同番組以外にも投稿していたという笠井は、全然、読まれないとした上で、同番組には登場率が多いとし「うお~、読んで出るよ、おれの、みたいな、ものすごい興奮。ラジオでハガキ、メールを読んでもらえるのは、この上ない幸せ。病気が治ってきたような、がんが急にいくつも消えたような気持ちになる」とした。また、人によって全然違うとした上で「頑張ってくださいと言われるのが好き」と語った。
また、入院中に見舞いで、もらってうれしかった物も紹介。「叙々苑の焼き肉弁当。一般の生活では食べたことないんですよ。お見舞いの人が持ってきてくれたことがあって。あと、うなぎ弁当。どこでも高いじゃない。おいしかったな」としみじみと語った。
さらに驚きのプレゼントも紹介。「中井だから言うけど、ものすごく興奮したプレゼントがあって。今まで誰にも言ってない」と切り出すと「山下達郎さんと竹内さんからひざ掛けが送られてきたの。飛び上がって、わーっと言っちゃった。高校時代から大ファンで」と明かした。「近所の山下さんかと思ったら手紙が入っていて」「衝撃的で」と興奮して明かした。また、ファンからの千羽鶴にも感謝していた。
現場に出る仕事に復帰したらやりたいことにも言及。「イベントの司会、講演とか、みんなの前でしゃべることをいち早く戻る時代になるといいなと思っている」とした。さらに、足がむくと語ると「息子たちがもんでくれる」と紹介し、「差し入れで一番うれしかったのは息子たちが作った料理。次男、三男が作ってきてくれた。これまでの親としての苦労を忘れる」と明かした。また「妻は泣くとか一切なく、常に僕を励ましていた」「妻の作る唐揚げが一番うまい」と家族に感謝していた。
最後は、2か月間は自宅療養をしろと医師に言われたとし「リモートワークの時代になって家にいても仕事ができるようになったので、このシステムは素晴らしい。もっとこのシステムを構築して一般化してもらえると、家から出られない人たちのためになる」。さらに「病気をしたけど、いいことも見つけられる、よくないことから見つけられる」と続けた。
笠井は、前日22日にはTOKYO MX「モーニングCROSS」にリモート出演し、21日に一連の治療の節目となる診察があったと明かすと「非常に抗がん剤治療がうまくいっているということで、100点満点かというと、90点以上、あげられるということなんですよ」さらに「寛解といういい言葉があるじゃないですか。寛解の判断はもう少し、先送りしましょう。だけれども普通の生活に戻ってください。仕事もどんどんしてくださいと、そんなふうにお墨付きをもらいました」と笑顔を見せていた。