亀田和毅、フェザー級への転向決断「もう1回亀田家の力を合わせて」 兄・興毅との再タッグで3階級制覇へ
亀田3兄弟の末弟で、元世界2階級王者・和毅(TMK)が今後、「3150FIGHT」のリングに上がることが発表された。またフェザー級に昇級し、3階級制覇を目指すことが明らかになった。
メインイベントの前に発表
ボクシング興行「3150FIGHT vol.6 ~世界を殴りにいこうか!~」(11日・エディオンアリーナ大阪第1競技場)
亀田3兄弟の末弟で、元世界2階級王者・和毅(TMK)が今後、「3150FIGHT」のリングに上がることが発表された。またフェザー級に昇級し、3階級制覇を目指すことが明らかになった。
前日(10日)の会見で、亀田興毅ファウンダーが「明日、亀田和毅に関する重大な発表があります」と予告していたが、この日のセミファイナルの後、和毅がビデオメッセージを寄せ、兄がファウンダーを務める「3150FIGHT vol.7」(10月7日・大田区総合体育館)のリングに上がることを明かした。
和毅は一時、興毅ファウンダーが2021年3月に設立したジム「3150ファイトクラブ」に所属していたが、同年8月に拠点をラスベガスへ。昨年3月付けで3150ファイトクラブとの契約を解除し、「TRYBOX平成西山ジム」所属に。昨年12月には自身が立ち上げた「TMK GYM」に移籍していた。
現在はWBAスーパーバンタム級1位の和毅だが、「スーパーバンタム級の王座挑戦権を持って2年以上経っているんで、このままずっとこの階級におってもチャンスがあるかとちょっと難しい。だからチームとも話し合って、1階級上げてフェザー級で挑戦して、もう1回亀田家の力を合わせて、3階級制覇に向けて頑張っていこうと思う」と昇級する理由を説明した。
和毅は2021年12月のWBA世界スーパーバンタム級挑戦者決定戦で、ヨンフレス・パレホ(ベネズエラ)に勝利。挑戦権を得たはずだったが、チャンスが巡ってこず。32歳という年齢もあり、1階級上げる決断を下したようだ。