安斉かれん、右手首のタトゥーに込めた思い 初写真集のため大好きなお酒断ち…8kgダイエット

ドラマ『M 愛すべき人がいて』(2020年)のアユ役で知られる歌手の安斉かれん(23)が1st写真集『in all (ハート)』(撮影:西田幸樹、税込3520円、8月4日)を発売した。沖縄と地元・神奈川県藤沢市で撮影し、ルーツをたどると共に、素の表情などが詰まった1冊。お酒大好きという歌姫だが、断酒&ダイエットを成功させ、初の水着姿を披露している。

1st写真集について語った安斉かれん【写真:舛元清香】
1st写真集について語った安斉かれん【写真:舛元清香】

8月4日に初写真集を発売、初の水着姿も披露

 ドラマ『M 愛すべき人がいて』(2020年)のアユ役で知られる歌手の安斉かれん(23)が1st写真集『in all (ハート)』(撮影:西田幸樹、税込3520円、8月4日)を発売した。沖縄と地元・神奈川県藤沢市で撮影し、ルーツをたどると共に、素の表情などが詰まった1冊。お酒大好きという歌姫だが、断酒&ダイエットを成功させ、初の水着姿を披露している。(取材・文=平辻哲也)

 安斉は2019年にデジタルシングル『世界の全て敵に感じて孤独さえ愛していた』でメジャーデビューし、浜崎あゆみの実話を基にしたドラマ『M 愛すべき人がいて』の主役アユ役に抜てきされた23歳。写真集は念願だったそうで、製本を手にとって、「本の形になると、やっぱりうれしいですね」と笑顔を見せる。

 題名『in all (ハート)』には、「全ての愛の中で」という意味を込めた。この言葉は右手首にもタトゥーを入れている。「ファンの人への愛を忘れないようにしよう、メッセージが届くようにと思って、マイクを持った時に見られる位置に入れました」。

 撮影は沖縄と地元・神奈川県藤沢市で行った。藤沢のロケ地は自身の思い出の場所だ。父の影響で、小さい頃から音楽に触れて育った。幼少期にはエレクトーンを習い、中学、高校では、吹奏楽部に所属し、アルトサックスを吹いていた。写真集では自前のサックスを手にしたショットもある。

「わんぱく城は小さい頃によく遊んだ場所で、当時から管理しているおばさん達から声をかけてもらい、うれしくなりました。藤沢は18歳までいた場所なので、形になるもので地元に帰れたのはすごくうれしいです」

 写真集では水着姿も初披露。約1か月半、酒を断っての体作りも行った。

「短期間で体重を落とすのはよくないので、真似してもらうと困るのですが、8キロくらい落としました。去年はお酒を飲まない日がなかったくらいだったんですが、オールフリーを飲んで、禁酒しました。おかげで、お酒を飲まなくても大丈夫だと気づいて、お酒の量がちょっと減りました。今は3日に1回ぐらい。ちょっと健康的になりました」と笑う。

 そんな努力も実って、自信作になった。

「ちょっと髪色を暗くしているのも新鮮だと思いますし、メイクも毎回変えています。ちょっと恥ずかしいですが、すっぴんに近いショットもありますので、注目していただけたら」

 8月15日には24歳の誕生日を迎えるが、あえて目標は作らない主義だ。

「目標を作ると、そのために何をしなきゃいけないかとか、軸が動く気がするんです。それから外れてしまった時に、気持ちも落ちてしまうので、作らない方が生きやすいと思っています。ただ、今年は運気がいいらしいので、普通に平和に 1 年過ごせればいいなと思います。何事もなく、おばあちゃんみたいな日常が一番ですよ」。家ではペキニーズとチワワのミックスのオス2匹に癒やされている。

□安斉かれん(あんざい・かれん)1999年8月15日生まれ、神奈川県出身。2019年5月リリースのデジタルシングル『世界の全て敵に感じて孤独さえ愛していた』でメジャーデビュー。以降コンスタントに作品を発表する傍ら、テレビ朝日とABEMAの共同制作ドラマ『M愛すべき人がいて』(20年4月)にて主人公・アユ役を演じ、大きな話題となる。23年3月に1stアルバムとして『ANTI HEROINE』と『僕らはきっと偽りだらけの世界で強くなる。』の2作を同時リリースした。

※写真集タイトルの(ハート)はハートマーク

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