秋元康氏、新アイドルグループ計画は「10億円を調達」 最終選考通過者114人がお披露目

秋元康氏が手がける新規アイドルグループ創造プロジェクト『IDOL3.0 PROJECT(アイドルサンテンゼロ プロジェクト)』の最終選考通過者114人のお披露目イベントが5日に都内で開催された。そこでは、最年長25歳のアヤチャン(愛称)と最年少12歳のバニラの2人が、候補者を代表してあいさつした。

イベントに登場したバニラ(左)とアヤチャン【写真:ENCOUNT編集部】
イベントに登場したバニラ(左)とアヤチャン【写真:ENCOUNT編集部】

新規アイドル候補2人があいさつ「ここに立つことができて、すごく嬉しい」

 秋元康氏が手がける新規アイドルグループ創造プロジェクト『IDOL3.0 PROJECT(アイドルサンテンゼロ プロジェクト)』の最終選考通過者114人のお披露目イベントが5日に都内で開催された。そこでは、最年長25歳のアヤチャン(愛称)と最年少12歳のバニラの2人が、候補者を代表してあいさつした。

 アヤチャンは「今日、ここに立つことができて、本当にすごくうれしいです。この機会に感謝をしながら、これからも精一杯全力で頑張りたいなと思います。応援よろしくお願いいたします」とあいさつ。バニラは「すごく緊張していますが、自分なりに精一杯頑張りたいと思います。よろしくお願いいたします。ありがとうございます」と感謝の言葉を口にした。

 4月4日に始まった選考会は、10月上旬にメンバーが確定されるまで続けられ、年内にグループ誕生の予定。今日の会場では、自身が決めた愛称を名乗りながら、合計108人(6人は欠席)が壇上にあがり、合宿審査(8月5日から10日)が行われるファイナルステージ進出者だと紹介を受けた。8月26日もしくは8月27日、さらに勝ち残ったメンバーが「某所で発表されます」とアナウンスされた。

 新しく生み出すグループにおいては、スタッフの1人は「合格者9~11人が、目途になるのではないか」と明かしており、”全員選抜”を予定。最終オーディションに合格した全員が一つのグループとしてデビューし、全員が表題曲に参加するそうだ。

 デビュー曲は『眼差しSniper』に決定しており、公式Xを(ツイッター)、YouTube Shorts、インスタグラム、TikTokなどのサービス上で、歌詞が5月2日から公開されている。

 秋元氏は、リアルとバーチャルを行き来するアイドルを生み出そうと参画。構想の中身を聞くと、従来のアイドルが行うコンサートや握手会といったリアルな場に加え、メタバース空間やNFTといったWeb3.0技術を駆使した新しい活動領域の拡大を図るという。

 なお、同プロジェクトは、オーバース社が発行する暗号資産・Nippon Idol Token(NIDT/仮想通貨)の販売を通じて、資金調達・Initial Exchange Offering(IEO)を実行中。その資金によって運営がなされるそうで、同社・関係者は「おおよそ5000人の申し込みによって、のべ10億円を調達した」と発表。今日のお披露目会場には、IEO申込者の一部・約200人が招待されていて、視聴・4500人ほどを想定した生配信も組まれていた。

次のページへ (2/2) 【写真】『IDOL3.0 PROJECT』のイベントアザーカット
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