トップ級の歌とダンス、「声優」への道も…STU48門脇実優菜が放つ“魅惑のギャップ”
瀬戸内7県を拠点とするアイドルグループ「STU48」は、メンバーが日替わりでオリジナル体操をする「みんなでSTU体操」や、「SHOWROOM」で一緒に公演を視聴しながら楽しむ「公演実況配信」など、支えてくれるファンとともに新型コロナウイルスによる苦境を乗り越えようとさまざまな試みを行っている。メンバーは今、どのように過ごしているのか、今後挑戦したいことを含めて紹介していく。
今年4月に代々木アニメーション学院に就学し、本格的に声優への道にも挑戦
瀬戸内7県を拠点とするアイドルグループ「STU48」は、メンバーが日替わりでオリジナル体操をする「みんなでSTU体操」や、「SHOWROOM」で一緒に公演を視聴しながら楽しむ「公演実況配信」など、支えてくれるファンとともに新型コロナウイルスによる苦境を乗り越えようとさまざまな試みを行っている。メンバーは今、どのように過ごしているのか、今後挑戦したいことを含めて紹介していく。
デビューシングル「暗闇」から4作すべてのシングルで選抜入りしている門脇実優菜は、可愛らしいキャラクターとパフォーマンス中に覗かせる鬼気迫る表情のギャップが魅力のメンバーだ。
小柄ながらステージでの表現力は圧巻の一言。STU48船上劇場の初公演「GO!GO! little SEABIRDS!!」公演(2019年4月~12月開催)ではメンバー最多の出演回数を記録し、グループ史上最高難度のダンスと言われるAKB48 54thシングル「NO WAY MAN」のセンター争奪緊急ダンスオーディションで、グループ総勢105名の中からセンターに抜擢された今村美月とともにトップ3に選ばれ、フロントメンバーを担当。STU48のみならず、AKB48グループにおいてもトップクラスのダンススキルを誇る。
また、その才能はダンスだけにとどまらない。AKB48グループ歌唱力No.1決定戦では第1回、第2回と連続で決勝ステージへ進出するほど、高い歌唱力も備える。第2回大会決勝ステージではほかの出場者がバラード曲で挑むなか、唯一アニソンで勝負して会場をざわつかせ、爪痕を残した。副キャプテンの福田朱里が「“門脇プロ”と言われているけど、ほんとにプロ」と話すように、どんなことにも手を抜かない姿勢、ストイックさはメンバーからもリスペクトを集めている。
今年5月には動画配信アプリ「SHOWROOM」で「門脇実優菜公演~やっぱり実優菜はこれっしょ~」と題し、自分で考案したセトリで全17曲を披露。部屋の飾り付けから衣装チェンジまでこだわり抜き、約2時間にわたって歌唱・ダンスで魅了した。そんな彼女も「おうち時間」が増えたなかで、家事に積極的に取り組んでいるという。
「最近のおうちでの過ごし方は、今までずっとお母さんに頼りっぱなしだった家事をするようになりました。洗濯物とかお料理とか、お皿洗いをするようになったので、これから素敵なお嫁さんになれるように日々頑張っていきます」
「声優」を夢の一つとして公言してきた門脇。今年4月には多くの声優・アーティストを輩出している「代々木アニメーション学院」に就学し、本格的に声優への道を歩み始めた。「三ツ星パフォーマー」の目標とともに、“理想の自分”をどこまでも貪欲に追い求める。
□門脇実優菜(かどわき・みゆな)、2003年3月11日生まれ、兵庫県出身。STU48 1期生。出身地・淡路島の特産品たまねぎに負けない甘さ満点の声と、キレのあるパフォーマンスはグループで唯一無二。夢の一つだった「ソロ公演」の開催が決定するなど、小さな体に秘めたエネルギーと有言実行力は目を見張るものがある。ニックネームは「みゆみゆ」。