【この素晴らしき世界】堺正章、芸能界の“ドン”でフジ連ドラ15年ぶり出演 番組P「異次元レベルの存在感」
俳優の若村麻由美が主演を務めるフジテレビ系連続ドラマ『この素晴らしき世界』(木曜午後10時)の第3話から堺正章が同局連ドラ15年ぶりとなる出演を果たすことが3日に発表された。
芸歴70年の堺正章が物語の超重要人物で登場
俳優の若村麻由美が主演を務めるフジテレビ系連続ドラマ『この素晴らしき世界』(木曜午後10時)の第3話から堺正章が同局連ドラ15年ぶりとなる出演を果たすことが3日に発表された。
同作は、平凡な主婦が、突然失踪した大女優になりすまして“二重生活”を送ることになるコメディー作品。現在2話まで放送されており、主婦・妙子(若村)が慣れない女優業をこなすドタバタな様子を描いているが、3日放送の第3話で堺が初登場する。
芸能界を裏で仕切っているドン・國東統次郎(くにさき・とうじろう)という謎多き男役で、約15年ぶりにフジテレビ連続ドラマに出演を果たす。作中では「かつて“怪物”と言われた男」、「一度会ったら忘れられない迫力」と恐れられるような人物となる。後半のストーリーに向けて起こる、ある事件にも関わっている超重要人物となっている。
フジ連ドラ作品への出演は『無理な恋愛』(2008年、カンテレ/フジテレビ系)以来約15年ぶりとなる堺。現在76歳で芸歴は70年を超えている。
プロデュースを務める鈴木吉弘氏(フジテレビ編成制作局ドラマ・映画制作センター)は「日本のエンターテインメント界に圧倒的な影響力を持つ唯一の存在というかなりファンタジーな役どころを、どなたに演じていただいたら説得力があるのか? そう考えたときに、私にとって神様的な存在であり、香取慎吾版『西遊記』(06年、フジテレビ系)でお釈迦様の役を演じていただいた堺正章さんをすぐに思い浮かべました。もしも仮に、堺さんが怖い人だとしたらどんなに怖いことだろう……。想像してみてください。異次元レベルの存在感に背筋がゾクゾクするようなシーンが撮り上がりました」と期待を寄せている。