スマートフォンに咳をするだけでコロナ診断!?検査システムが海外で話題に
日本国内の新型コロナウイルス検査の少なさが海外でも話題となる中、スマートフォンに咳をするだけで診断できるという画期的なシステムが開発され、話題を呼んでいる。
英紙特集 微量の唾から判別、1分後に携帯で結果が判別できるという
日本国内の新型コロナウイルス検査の少なさが海外でも話題となる中、スマートフォンに咳をするだけで診断できるという画期的なシステムが開発され、話題を呼んでいる。
「コロナウイルスは程なく、あなたの携帯電話にくしゃみをするだけで検査できる可能性」と特集したのは英紙「メトロ」だった。
米・ユタ大のマサード・タビブ・アジール教授は携帯電話に装着できるセンサーを開発。60秒以内で新型コロナ感染の有無をチェックできる仕様だという。
センサーの価格は6000円程度で、3か月以内で商品化される予定だという。
「呼吸か、咳、くしゃみ、吐息をセンサーにかけると、その人が新型コロナに感染しているかどうか分かります」とタビブ・アジール教授は語った。
センサーを充電プラグにつなぎ、専用アプリを立ち上げ、微量の唾から判別。1分後に携帯で結果が判別できるという。
そもそも、このコロナセンサーは2016年のリオデジャネイロ五輪期間でブラジルで発生し、世界的ニュースとなったジカ熱のウイルス検査用に開発されていた。
「我々は約12か月前にこのプロジェクトをスタートさせた。旅行中にジカ熱を検査する個人向けセンサーというのは目的でした。この計画は代わりに新型コロナを探知するプログラムになりました」と教授は説明したという。
世界各国でワクチン開発が進められる新型コロナ。院内感染などのリスクもなく、自宅で気軽に検査できる検査機の開発も進められているようだ。