21歳のプロ格闘家CHAN-龍さん死去、日本修斗協会がHPで発表「大変残念」
日本修斗協会が1日、格闘家のCHAN-龍さん(MMAZジム)が亡くなっていたことを、公式ホームページ(HP)で発表した。21歳だった。
大会前日の計量に姿を見せず 地元・徳島で捜索
日本修斗協会が1日、格闘家のCHAN-龍さん(MMAZジム)が亡くなっていたことを、公式ホームページ(HP)で発表した。21歳だった。
HPによると、CHAN-龍さんは当初、7月23日に開催されたプロフェッショナル修斗公式戦後楽園ホール大会への出場を予定していたが、大会前日に行われた計量会場に姿を見せず、連絡も途絶えたという。
そのため、地元・徳島で捜索が行われ、大会終了後にCHAN-龍さんが亡くなっていたことが、所属するMMA Zジムの安芸佳孝代表から報告されたという。
協会では「ご親族からの強い意向もあり、大会や選手に与える影響を考慮し発表は控えておりましたが、このような形で皆さまへのご報告となったこと、そしてご報告が遅くなりましたことをお詫び申し上げます」とコメント。
続けて、「今回このような形で皆様にご報告を差し上げることは大変残念でなりません。この事実を受け止めCHAN-龍選手が戦った修斗の舞台を未来に残していきたいと思います。心よりCHAN-龍選手のご冥福をお祈り申し上げますとともに、これまでCHAN-龍選手への温かい声援、ご支援頂きました皆様には心よりお礼を申し上げます」としている。
CHAN-龍さん(本名:岩本龍弥さん)は徳島県出身の21歳。修斗で2020年にデビューし、2022年度フェザー級新人王&MVP。今年は「インフィニティリーグ2023フェザー級」に参戦していたが、3月大会のリーグ戦初戦で1.7キロの体重オーバーで失格。試合が中止になっていた。