松本潤が主演を務め、徳川家康を演じるNHKの大河ドラマ『どうする家康』（日曜午後8時）。30日放送の第29回では、信長を本能寺で討った明智光秀（酒向芳）の命令で、あらゆる者から命を狙われる家康が、岡崎に帰還しようとするが、途中、伊賀の忍者に襲われて捕らわれる様子が描かれた。そこで軍師として働いていた本多正信（松山ケンイチ）と再会。ネットは久々の正信の再登場に感激の声であふれた。

（※以下、ドラマの内容に関する記述があります）

　家康と一緒に捕らえられた服部半蔵（山田孝之）や大鼠（松本まりか）ら家臣らは、家康の命を守るため、口々に「わしが家康じゃ」と叫んだ。だが、家康は「わしが家康じゃ。わしの首をやる。だからほかの者は見逃せ」と伊賀の百地丹波（嶋田久作）に話した。そこに正信が登場。正信は、家康を捕らえた百地に対し、自身の達者な口を生かし、信長の首は確認されておらず生きている可能性もあり、信長の弟のような存在の家康を助ければ、信長は伊賀に手出しせず、手厚く守るだろうと伝えた。家康も百地に「わしに明智を討たせよ。わしに恩を売れ。おそらくそれがお主にとって最も利となることじゃ」と話し、最終的に百地は考えを変えた。家康は正信のおかげで命を救われることとなった。

　ネットでは家康について「殿、かっこいい～交渉上手」「家康も狸親父モードに」「立派な狸ですよ、この殿」「頼もしい殿の姿も堪能できた」と家康を絶賛する声が目立った。

　さらに正信の久々の再登場には「相変わらずよくしゃべる」「さすがオクチがうまいです」「正信再登場、最高すぎる」「本当に良いキャラ大好き」「正信最高だ」「相変わらず胡散臭くて最高」「やっぱいいキャラ」と達者な口を武器に家康を救った正信を絶賛する声であふれた。