【RIZIN】代役出場の扇久保博正、オファーから試合までの3週間「最初はかなりピリピリ」
格闘家の扇久保博正(パラエストラ松戸)が28日、「シリカ presents 超RIZIN.2 powered by U-NEXT」(30日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の試合直前会見に出席。オファーから3週間での試合出場について思いを語った。
今回のテーマは「やりきる」
格闘家の扇久保博正(パラエストラ松戸)が28日、「シリカ presents 超RIZIN.2 powered by U-NEXT」(30日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の試合直前会見に出席。オファーから3週間での試合出場について思いを語った。
今月17日に膝のけがの朝倉海の代役として急きょバンタム級タイトル戦に出場することになった。今年は、昨年大みそかの堀口恭司戦で負ったケガの回復に務め、9月のフライ級の試合へ向け体を作っている途中のことだった。対戦相手は超強豪のフアン・アーチュレッタ(米国)。
男気出場の一方で不安や怖さもあった。それでもこの3週間について「短いようですごく長い充実した3週間。やれる範囲のことは全てできたので早く試合をしたいという気持ちでいっぱいです」と明るい。
どのように不安を乗り越えたのか、扇久保が明かす。
「とにかく自分のことに集中すること。自分が何をすべきか、どうすれば自分のパフォーマンスを最大限に挙げられるか、そっちにフォーカスを向けました。勝ちを目指してやってこれたので良いメンタルです」
男気出場への歓喜の一方でケガなどへの不安の声もファンからは上がっていた。そのことを聞かれると「試合をするってことはケガは当たり前なのでそこは全然なんとも思っていないです」とあっさりしていた。
今回、“代役出場”へ送り出す妻のツイートも話題になった。「決まってから最初のうちは、かなりピリピリしていて妻には迷惑をかけてしまいました。本当に妻は僕が練習に集中できるように最大限、全ての面をサポートしてくれたので、この場を借りて感謝したいです」と妻へ感謝を述べていた。
今回のテーマは「やりきる」。3週間でどこまで仕上げてきたのか。期待が高まっている。