【どうする家康】信長の最期に視聴者感動と涙 「美しい最期」「こんなに切ない信長ない」
松本潤が主演を務め、徳川家康を演じるNHKの大河ドラマ『どうする家康』(日曜午後8時)。23日放送の第28回では、本能寺の変が描かれ、信長(岡田准一)が最期を迎える展開だった。ネットでは「悲しくて美しかった」と絶賛する声であふれた。
本能寺の変の平均世帯視聴率12.7% 前回から2.7ポイントもアップ
松本潤が主演を務め、徳川家康を演じるNHKの大河ドラマ『どうする家康』(日曜午後8時)。23日放送の第28回では、本能寺の変が描かれ、信長(岡田准一)が最期を迎える展開だった。ネットでは「悲しくて美しかった」と絶賛する声であふれた。
(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)
家康は信長を討った後の体制も盤石に整えていた。だが、そこにお市(北川景子)が現れ「兄は決してあなた様には手を出しませぬ。あなた様は兄のたった一人の友ですもの」と語った。その言葉に家康は信長を討つ決意が緩み「決断できぬ」「すまぬ」と家臣に謝り涙を流した。
その後、茶屋四郎次郎(中村勘九郎)から信長が明智光秀(酒向芳)に討たれたようだと知らされ、同時に明智が家康の命を狙っており、信長を討ったのは家康だと思っている者もいると聞かされた。
命を狙う者から逃げる途中、家康は、心の声で「信長……」と名前を何度も呼び、信長も炎の中で「家康、どこじゃ」「どこにいる? 家康」と息も絶え絶えの様子で名前を呼んでいた。
その後、家康が子ども時代に信長と過ごした回想シーンが映し出され、家康の「あなたに地獄を見せられ、あなたに食らいつき、あなたを乗り越えねばと……」「弱く臆病なわしがここまで生き延びてこられたのはあなたがいたからじゃ」という心の声が聞こえた。最後に信長が炎の中に姿を消す映像が映し出されると、家康は心の中で「さらば……狼。ありがとう。わが友」と別れを告げていた。
ネットでは「本能寺の変がこんなに切ないなんて」「こんなにつらい本能寺初めて」「泣いた」「炎の中に静かに沈む信長様のシルエットが悲しくて美しかった」「炎の中に歩いて行く姿が哀しすぎ」「こんなに切ない信長様ない」「岡田信長様迫力すごかった」「とても美しい最期だった」「岡田くんの信長ぐっときた」「最後まで怖くて最強でカッコよかった」と絶賛する声であふれた。
また、信長と家康が名前を呼び合うシーンには「両思い感が……」「こんなに親密な仲だったとは」「まさに家康と信長の関係性での本能寺」という声もあった。
一方、23日午後8時から放送された『どうする家康』第28回の関東地区の平均世帯視聴率が12.7%(個人7.3%)だったことが24日、ビデオリサーチの調べで分かった。前回の10.0%から2.7ポイントもアップした。同時間帯ではトップの数字。12%台を記録したのは2月26日放送の第8回の12.1%以来。個人も前回の6.1%から1.2ポイントアップした。