【VIVANT】タイトルの意味は謎の諜報部隊「別班」? ネットに疑問続々「ミスリードでは」 番組SNS「考察お待ちしてます」
俳優の堺雅人が主演を務めるTBS系連続ドラマ『VIVANT(ヴィヴァン)』(日曜午後9時)の第2話が23日に79分スペシャルで放送された。『半沢直樹』などの大ヒットドラマを手がけた同局の福澤克雄氏の企画・監督による最新作。主演の堺のほか、阿部寛、二階堂ふみ、松坂桃李、役所広司といった豪華キャストが勢ぞろいしていることでも話題となっている。
「VIVANT」と「VIVAN」 微妙な違いに視聴者反応
俳優の堺雅人が主演を務めるTBS系連続ドラマ『VIVANT(ヴィヴァン)』(日曜午後9時)の第2話が23日に79分スペシャルで放送された。『半沢直樹』などの大ヒットドラマを手がけた同局の福澤克雄氏の企画・監督による最新作。主演の堺のほか、阿部寛、二階堂ふみ、松坂桃李、役所広司といった豪華キャストが勢ぞろいしていることでも話題となっている。
(※以下、ドラマの内容に関わる記述があります)
丸菱商事エネルギー開発事業部第二課長の乃木憂助(堺)は誤送金された130億円を取り戻すため、バルカ共和国に乗り込んだ。しかし、自爆事件に巻き込まれてしまう。突然現れた警視庁公安部外事第4課・野崎守(阿部)の導きで、世界医療機構の日本人医師・柚木薫(二階堂)とバルカ共和国の首都・クーダンにある日本大使館へ逃げ込み、秘密のトンネルを通って国外に脱出する計画を進める。地元警察幹部のチンギスは、爆発事件の犯人と見立てた乃木を執拗に追い、駐バルカ共和国日本大使の西岡英子(檀れい)から情報を得てトンネル出口に先回りして乃木の確保を狙っていた……。同じ日本人の西岡大使の“裏切り”は衝撃的だったが、どこまでも追い続けるチンギスの執念も視聴者に大きなインパクトを与えた。
同話では、番組タイトルにもなっている「VIVANT」の意味が解明された。「VIVANT」をめぐっては、現地スタッフによる「別館」の発音を聞いた野崎が、「VIVANT」は「BEPPAN(ベッパン=別班)」ではないかと推理する。「別班」とはスパイ活動を行う陸上自衛隊の非公然諜報部隊の呼び名。謎の組織である「別班」の存在を疑う柚木に、野崎は日本国内の米国関連施設の多さを指摘して「なぜ、日本ではテロが起きないのか。それは別班がいるからだ。確かに存在する」などと説明する。同番組の公式ツイッターでも、「第2話放送終了。いかがでしたか?VIVANTってどういう意味かついに判明しました!皆さんの今後の感想・考察、お待ちしております」と視聴者に呼びかけているが、怪しい雰囲気が漂う。その理由は「VIVANT」のつづり。第1話冒頭で登場した乃木のスマホ画面をよく見ると、「VIVAN」という名のフォルダがあり、「VIVANT」とは微妙に異なるのだ。しかも、この「VIVAN」のフォルダ内には8つのファイルが保存されているように見える。このため、乃木には8人の内部協力者がいるのでは? という見方もある。
ネットでは「『別班』説が来たけど、こんなに早くタイトル回収しない気するからミスリードだな。乃木の経歴に怪しい点がないと言ったのが逆に怪しい」「第2話では『別班』ではないか? という流れになってきました。しばらくはこの流れで中盤越してから実はミスリードで別の意味があったんですーってなりそう」「VIVANTは別班。日本をテロから守る秘密組織という話が出てきましたね。しかし、これが結論とも思えない」「ヴィヴァンと聞こえた単語を『VIVANT』と表記する意味が不明。特に最後の子音Tが余計」などの指摘が相次いでいる。「VIVANT」の意味が判明した、という番組公式ツイート自身がミスリードなのか? だとしたら、相当の遊び心、あるいは確信犯というほかない。「VIVANT」と「VIVAN」の意味の違いが、今後のストーリー展開の核心となっていきそうだ。