BreakingDown戦士、K-1関係者に“失礼”連発 プロ格闘家「これは悲しい」「失礼極まりない」
K-1の中村拓己プロデューサーが今月17日に行われた立ち技格闘技イベント「AZABU PRESENTS K-1 WORLD GP 2023~スーパー・ウェルター級&女子フライ級ダブルタイトルマッチ~」(東京・両国国技館で)をもってプロデューサー職を退任した。多くのK-1、元K-1戦士から労いの声が殺到。中村Pも熱いメッセージで返信している。このやり取りにとある「BreakingDown」戦士が水を差し、怒りの声が寄せられている。
「札束やフォロワーも大切 でも目に見えない人間関係はもっと大切」
K-1の中村拓己プロデューサーが今月17日に行われた立ち技格闘技イベント「AZABU PRESENTS K-1 WORLD GP 2023~スーパー・ウェルター級&女子フライ級ダブルタイトルマッチ~」(東京・両国国技館で)をもってプロデューサー職を退任した。多くのK-1、元K-1戦士から労いの声が殺到。中村Pも熱いメッセージで返信している。このやり取りにとある「BreakingDown」戦士が水を差し、怒りの声が寄せられている。
4年と212日、プロデューサーとしてK-1を盛り上げてきた。退任直後に選手たちから寄せられたSNS上でのメッセージに自身との思い出をからめて返信。熱いやり取りが選手、ファンの間で話題になっていた。
この心温まるやり取りに突如参戦したのが「BreakingDown」に出場中で安保瑠輝也の弟子のジョリーだ。
「Breaking Downにおいでよ。運営やらないか?溝口さんに話してあげようか?」
この発言はファンから「上から目線」とも受け取られ、拡散。プロ格闘家らも反応せざるをえない事態となっている。
2008年北京五輪柔道男子100キロ超級金メダリストの石井慧は「失礼極まりない」と、第10代Krushスーパーフェザー級王者の中島千博は「さすがにこれは悲しい気持ち」、K-1甲子園優勝者の篠原悠人は「まじで気悪い 空気読めよ」と不快感をあらわに。
RIZINで活躍している梅野源治は「K1プロデューサーとK1選手たち その熱い引用リツイートの間に入るのはダメ 自分だけが炎上するのなら問題なし ただ、関係のない人を巻き込んでの炎上は得策とは言えない 目に見える札束やフォロワーも大切 でも目に見えない人間関係はもっと大切 格闘技 頑張れ」と印象的な言葉を送っている。
ジョリーは梅野の助言に対し「源治、、ごめんな。俺は良かれと思って言ったんだよ。茶化してるように見えたならごめん。でも俺たちはいつか対戦することになるんだからこれ以上絡んでこないでくれ」と返している。
さまざまなバックボーンを持ったキャラクターが1分間で戦う格闘エンターテインメント「BreakingDown」。朝倉未来社長のもと格闘技の裾野を広げている事実もあるが、命を削りあい戦うプロへのリスペクトも必要だ。