格闘技エンターテインメント「BreakingDown9」は8月の開催が予定されている。全国の喧嘩自慢が一堂に会する予定となっているが、その横浜代表を決めるべく元アウトサイダー戦士の黒石高大と、高垣勇二が横浜の街に繰り出しスカウト活動に出た。朝倉未来のYouTubeチャンネルで動画が公開されている。

　バンタム、フェザー、ライト、ミドル、無差別の5階級の代表を決めるようだ。喧嘩自慢探しに横浜の街を練り歩く黒石と高垣。腕っぷしが強そうな若者たちに声をかけていく。ガッツリ和彫りの入ったスキンヘッドの荒くれ者や、「誰にも負けねぇ」と豪語する青年らがジムに集まり、スパーリングで横浜代表を選抜することに。

　まずインパクトを残したのがバンタム級マッチ。スキンヘッドで背中一面に和彫りの入った男性だ。積極的に前に出ると、多彩な攻撃を繰り広げていく。最後は右ストレートで相手の顎を打ち抜きTKO。高らかに「オレが横浜代表だ！」と勝ち名乗りを上げた。

　バンタム級のもう1試合でさらなるインパクトを残すものが。黒いトランクスの佐原慧哉が開始数秒で顔面を打ち抜き、相手を沈めた。黒石は即座に「彼、代表決定でいいですかね？」と一発での代表当確を出していた。

　フェザー級ではスパーの前から乱闘がぼっ発。混沌（こんとん）とした空気になるが、これぞ喧嘩自慢同士の激突とばかりに派手な殴り合いが実現。各階級で次々に代表が決まっていった。

　5階級で代表が決まり、黒石は「マジで自信をもって送り込める」と満足げだった。